
東京都高校野球秋季大会決勝 佼成学園 VS 日大三高
ここ数年で何度この試合を見に行ったのだろうか?いくつも記憶に残る試合がある。
2011年の春の決勝に延長で負けた試合。日大三高の吉永健太郎は、その試合の記憶をはっきりと覚えている。
2012年の夏の決勝では、9回2アウトまでリードしていた試合。完全に勝ったとスタンドは浮き足立ち、しかし三番の金子くんに打たれて追いつかれ、その金子君は甲子園でホームランを放った。
2016年夏の3回戦では、9回まで9−6でリードしていたが、さよなら負けを喫した。ここ数年、勝てる可能性はあったが、あと一歩及ばなかった。
そして決勝まで勝ち上がり、「今回こそは!」との想いでスタンドから声を張り上げに行った。
これは先生が撮ってくれていた写真です。
決勝
僕らの世代は二年生の時に現藤田監督が赴任され、もう19年くらいになるのだろうか。公式戦では全く勝てなかったが、そんな中、後輩たちの姿は勇ましく、勇気をもらうものであった。
いい感じの展開で試合は進み、スタンドの僕らは再び浮き足立った。あとアウト三つ……父兄の方と話していると、9回にまさかの大逆転負けとなった。
父兄と話していると、9回にまさかの展開が訪れ、決定的な瞬間を迎えた。
大逆転負け。残念ではあったが、勇ましい後輩たちの姿に、たくさんのOBが勇気付けられ、感動と「ありがとう」の気持ちが湧いた。
選抜へ
明治神宮大会での日大三高の結果を受け、選抜出場の可能性はまだ残っている。また、次回の選抜は記念大会となり、21世紀枠の可能性もあるようだ。何十年ぶりかの甲子園。母校はいつまでも母校であり、佼成学園野球部は僕の原点。頑張れ、佼成学園野球部。
Disport World
岡本 隼人