佼成学園野球部 藤田監督との再会
卒業以来、18年ぶりに僕らの恩師である藤田監督に再会する機会が訪れました。高校時代、3年間を野球と共に過ごした藤田監督との再会は、まるで時間を巻き戻したかのような瞬間でした。
きっかけは、立教大学で藤田監督と同期だった方が、りきのお店「Juice&Salad RAW」の常連で、藤田監督のことを話していたのが始まりです。りきから「今日、監督がくるから会いませんか？」という連絡をもらい、まさかの18年ぶりの再会が実現しました。
現在55歳になられた藤田監督。当時、僕らが高校1年生だった時に佼成学園に赴任してきたのを今でも鮮明に覚えています。それから20年以上が経ちましたが、監督は僕たちの名前や当時のことをたくさん覚えていてくれました。
強豪校となった佼成学園野球部
現在、監督は120人を超えるマンモス野球部を率いています。佼成学園野球部は、今や強豪校としてその名を知られる存在です。しかし、僕たちが現役だった頃は、残念ながら公式戦で1勝も挙げられない時期を過ごしました。僕が1年生の時、上級生を合わせても部員はわずか8人。1年生が12〜3人という状況でした。
時が経ち、最近では「どこの野球部出身？」と聞かれることが増え、「佼成学園です」と答えると、「おお、あの強豪校か！」と言われることもあり、感慨深いものがあります。
青春と恩師の教え
学生時代は、監督に対して恐怖を感じることも多くありました。練習が終わっても4時間以上監督室で叱られることもあり、何度も泣きながら部室に戻ったことを思い出します。今になって振り返ると、それは僕たちへの大きな期待の表れだったのだと理解できます。
藤田監督と野球部での経験は、僕を人間的にも大きく成長させてくれました。監督の教えは、単なる野球の技術だけでなく、人生をどう生きるべきかという貴重な学びをも与えてくれました。
今も続く佼成学園野球部への愛
今でも佼成学園野球部の大ファンです。毎年、大会があるたびに応援に足を運び、青春時代を思い返します。当時のがむしゃらに頑張った日々を思い起こすと、今も「また明日から頑張ろう」と前向きな気持ちに立ち返ることができます。
こうして卒業し、無事に仕事ができているのも、藤田監督の指導のおかげです。本当に感謝しています。佼成学園野球部、バンザイ！