
先日、日本は初開催となるPRIのポスチュラル・レスピレーションのセミナーに参加しました。
PRIとは
人体は左右対称ではない。
神経系、呼吸器系、運動器系、そして視覚器など、身体が左側と右側は同じではない。
これらの器官は様々な場所に位置し、個々に責任、機能、そして需要がある。
この左右非対称のシステムデザインは素晴らしいものであり、人体はこれらのシステムの不均衡をインテグレーションすることによって保たれている。
〜基本コンセプトより抜粋〜
身体の見かけは左右対称に見える。
でも身体の構造は非対称。
でもでも身体の表面的な機能は左右対称な能力を持っています。
構造的な非対称
・横隔膜は右側に比べ、左側が小さい。小さいため呼吸時に呼吸の役割を果たせない場合、身体は捻れる場合がある。
・右の横隔膜は大きく、肝臓があるために構造的に支持されているため呼吸筋として常に望ましい位置を保つことができる。
・横隔膜は右の方が長く腸腰筋と連結している。
・右胸郭内には心臓がない
・左の肺胞は2つで右の肺胞は3つ
左の横隔膜は呼吸筋として働きにくく、右は拡張しづらい状態になっています。
それにより、身体が特定の方向に動かされやすく、動きやすく、パターンにはまっている状態に陥ります。
これらの状態を体系的にテスト、評価して、現在のパターンを評価し、本来持っている身体の機能へとリストレーションを学ぶ学問がPRIだと理解しています。
今回の学びをまたしっかりと、学び直し、知っている「PRI」ではなく実践できる「PRI」となるように復習の日々です 笑
学びの機会をありがとうございました!