どこから痛みはくるのか?
痛みを改善するためには、まずその痛みがどこから来ているのかを知ることが重要です。Disport Worldでは、SFMA(Selective Functional Movement Assessment)という診断ツールを使い、痛みの原因を追究し、改善案を模索しています。
SFMAとは?
例えば、立って前屈した時に腰に痛みを感じても、座って脚を伸ばしつま先に向かって手を伸ばした時には痛みが出ないことがあります。同じ前屈動作でも、重力の影響や姿勢の違いで痛みの出方が変わることがあるのです。
このような場合、単に腰の筋肉をマッサージするだけでは、一時的に痛みが軽減されるかもしれませんが、根本的な改善には至らない可能性があります。痛みの原因が他の部分、例えば呼吸やお腹の筋肉が正しく使えていないなど、モーターコントロール(動作制御)に関連していることも多くあります。
分類分けによる痛みの解析
SFMAでは、動きと痛みを4つのカテゴリーに分けて分析します:
- 1) 痛みがなく、最適な動きができる
- 2) 痛みはないが、最適な動きができない
- 3) 痛みがあり、最適な動きができる
- 4) 痛みがあり、最適な動きができない
1番は問題ありませんが、2番の「痛みはないが最適な動きができない」という状態はリスクです。例えば、内股でスクワットをしていると、いずれ痛みが出る可能性があります。この場合、最適な動作を取り戻すための動きのトレーニングが必要です。
3番と4番は、タイミングや動作パターンの問題かもしれませんが、まずは一度医療機関で診断を受けることをお勧めします。
最適な動きが痛み改善のカギ
痛みを引き起こしているのが、動作の最適化の問題である場合、最適な動きができるようになることが痛みの改善に繋がります。単にマッサージや鍼治療だけが痛みの対処法ではありません。
Disport Worldでは、個々の痛みの原因に基づいた最適な改善案を提供します。あなたの体が本来の動きを取り戻し、痛みのない生活をサポートします。