
全国約11,000チームが目指す「小学生の甲子園」。歴史、2026年第46回大会情報、歴代優勝、都道府県別優勝回数、ルール、出場までの具体的ステップ、観戦情報、強豪チームの共通点、投球障害の専門解説、保護者の生々しいFAQまで完全網羅。日本語ガイド最も網羅的なマクドナルドトーナメントの決定版。
正式名称は「高円宮賜杯 全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント」。全国約11,000チームの頂点を決める、学童(小学生)軟式野球の唯一の全国大会だ。「小学生の甲子園」とも呼ばれ、現在では高校野球の甲子園出場以上の狭き門とされる。
大会は1981年(昭和56年)に第1回が開催。日本マクドナルドは1986年(第6回大会)からサポートを開始し、1993年(第13回大会)から冠スポンサーに。1995年(第15回大会)から大会名に「マクドナルド・トーナメント」が冠されるようになった。主催は公益財団法人 全日本軟式野球連盟(JSBB)。学童期の野球大会としては国内最大規模である。
全国約11,000の学童野球チームから、全国大会に出場できるのはわずか53チーム。出場率は0.5%以下。これは高校野球の甲子園出場率(夏の甲子園 約3,800校中49校=約1.3%)よりも遥かに狭き門だ。「小学生の甲子園」の呼び名は、決して誇張ではない。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 高円宮賜杯 第46回 全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント |
| 開催期間 | 2026年8月7日(金)〜8月13日(木) |
| 開催地 | 愛媛県 |
| 主催 | 公益財団法人 全日本軟式野球連盟(JSBB) |
| 協賛 | 日本マクドナルド株式会社 |
| 後援 | 文部科学省、東京新聞ほか |
| 出場チーム | 53チーム(47都道府県代表 + 前年度優勝枠 + 開催地枠) |
2026年大会は四国・愛媛県で初開催。長く東京都・新潟県での開催が続いていたが、地方都市での開催により全国の野球少年・少女、保護者が観戦しやすい機会となっている。
マクドナルドトーナメントの歴史は1981年(昭和56年)に始まる。日本軟式野球連盟が、学童野球の全国レベルの目標を作るため創設した。第1回大会の参加は各ブロック選抜の16チームのみだったが、1988年(第8回大会)から現在の47都道府県代表チームによる全国大会形式となった。日本マクドナルド株式会社は1986年(第6回大会)からサポートを開始し、1993年(第13回大会)から冠スポンサーに。1995年(第15回大会)から大会名に「マクドナルド・トーナメント」が冠される。さらに1997年(第17回大会)からは高円宮家より賜杯が下賜され、現在の正式名称となった。
8月7-13日。四国での開催は近年では稀。地方野球の活性化と全国の野球少年への新しい刺激として期待される。
HARD OFF ECOスタジアム新潟など8会場。優勝:長曽根ストロングス(大阪)、準優勝:伊勢田ファイターズ(京都)。決勝スコアは8-4。
優勝:新家スターズ(大阪)。2023年に続く2連覇達成(史上3チーム目)。決勝は北ナニワハヤテタイガース(兵庫)との関西ダービー。明治神宮野球場での開催最終年。
優勝:新家スターズ(大阪)。8月5-11日、明治神宮野球場ほか。新家スターズは翌2024年も連覇し、史上3チーム目の連覇を達成。
2025年第45回大会は新潟県で開催され、大阪府代表 長曽根ストロングスが4年ぶり8度目の優勝を果たした。決勝戦は伊勢田ファイターズ(京都府)を8-4で破る激戦だった。長曽根は1回裏から2点を先制、2回に5点を追加して試合を支配した。
| 順位 | チーム | 都道府県 |
|---|---|---|
| 優勝 | 長曽根ストロングス | 大阪府 |
| 準優勝 | 伊勢田ファイターズ | 京都府 |
| 3位 | 旭スポーツ少年団 | 新潟県 |
| 3位 | 多賀少年野球クラブ | 滋賀県 |
注目すべきは関西勢の強さ。優勝(大阪)、準優勝(京都)、3位(滋賀)と上位4チームのうち3チームが関西からの出場だった。これは決して偶然ではなく、関西地区の学童野球の歴史と指導体制の充実が背景にある。
マクドナルドトーナメントは1981年(昭和56年)に第1回大会が開催されて以来、毎年実施されている。第40回大会(2020年)は新型コロナウイルス感染症拡大のため中止となったが、それ以外は45回連続で開催されている。以下は直近20回分の歴代優勝チームと開催地の一覧だ。
| 回 | 年 | 優勝チーム | 都道府県 | 開催地 |
|---|---|---|---|---|
| 45 | 2025 | 長曽根ストロングス | 大阪府 | 新潟県 |
| 44 | 2024 | 新家スターズ | 大阪府 | 東京都 |
| 43 | 2023 | 新家スターズ | 大阪府 | 東京都 |
| 42 | 2022 | 中条ブルーインパルス | 新潟県 | 東京都 |
| 41 | 2021 | 長曽根ストロングス | 大阪府 | 新潟県 |
| 40 | 2020 | 中止(新型コロナウイルス感染症のため) | ||
| 17〜 | 1997〜 | 第17回大会から「高円宮賜杯」が下賜される | ||
| 15 | 1995 | 大会名に「マクドナルド・トーナメント」が冠される | ||
| 13 | 1993 | 日本マクドナルドが冠スポンサーになる | ||
| 6 | 1986 | 日本マクドナルドがサポート開始 | ||
| 1 | 1981 | 第1回大会開催(昭和56年) | ||
重要な歴史的事実:本大会は第17回大会(1997年/平成9年)より「高円宮杯」が下賜された。これにより正式名称が「高円宮賜杯 全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント」となった。また2009年(平成21年)から明治神宮野球場で開催されるようになり、東京都での開催が定着した(2020-21年はオリンピック関係で新潟県開催)。
マクドナルドトーナメント45年の歴史で、特定の都道府県が圧倒的な強さを示している。大阪府勢は通算15回優勝(2025年時点)で、47都道府県の中でぶっちぎりのトップだ。
| 順位 | 都道府県 | 通算優勝回数 | 地域 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 大阪府 | 15回 | 近畿 |
| 2-5位 | 京都府・滋賀県・愛知県・東京都 | 複数回 | 近畿・東海・関東 |
| その他 | 新潟県・福岡県等 | 1〜複数回 | 各地域 |
大阪府勢の通算15回優勝という記録は、47都道府県の中で異次元の数字だ。要因は「歴史」「環境」「競争」の3つに集約される。
登録チーム数の多さ:大阪府は全国でも学童野球の登録チーム数が多い。府内予選を勝ち抜くだけで全国レベル並みの厳しさがあり、その時点で全国大会で戦えるレベルに鍛えられている。
プロ野球文化の浸透:阪神タイガース、オリックス・バファローズという2つのプロ球団があり、街全体に野球文化が根付いている。野球を始める年齢が早く、地域住民の理解と支援が厚い。
「絶対王者」の存在:長曽根ストロングス、新家スターズなど複数回優勝の名門チームが府内に存在。「あのチームに勝てば全国に行ける」という明確な目標設定が、府全体のレベルを底上げしている。
全国大会出場までは、3段階の予選を勝ち抜く必要がある。多くのチームにとって、市区町村大会の段階で敗退する。
各市区町村のチームが地元大会で戦う。1市区あたり数十チーム程度。ここで優勝・上位入賞しなければ次に進めない。
市区町村大会を勝ち抜いた代表が集まる。各都道府県100-300チーム規模。優勝チームのみ全国大会出場権を獲得(一部地域では準優勝も)。
47都道府県代表+前年度優勝枠+開催地枠の計53チームが集結。1週間で日本一を決める。多くは1-2回戦で敗退する。
全国大会出場するチームは、市区町村大会から数えると200-500倍の競争を勝ち抜いた精鋭だ。出場するだけで地域の英雄になる。
| 項目 | 規定 |
|---|---|
| 参加資格 | 全日本軟式野球連盟登録の学童野球チーム(小学6年生以下) |
| 使用球 | 軟式球(J号) |
| 試合時間 | 1時間20分または7回終了、いずれか早い方 |
| イニング数 | 原則7イニング |
| 投手の球数制限 | 1日70球まで、連投制限あり |
| ベンチ入り人数 | 16〜20名(地域により異なる) |
| 大会方式 | シングルトーナメント方式 |
特に重要なのは「投手の球数制限」と「試合時間制限」だ。投手の連投による故障を防ぐため、近年厳しく管理されている。試合時間の制限により、終盤の劇的逆転よりも序盤の得点が重要視される傾向がある。
マクドナルドトーナメント45年の歴史で、複数回優勝を達成した名門チームが存在する。これらのチームには共通する強さの要因がある。
| チーム名 | 所在地 | 優勝回数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 長曽根ストロングス | 大阪府 | 8回 | 2025年に8度目の優勝。学童野球界の絶対王者 |
| 多賀少年野球クラブ | 滋賀県 | 複数回 | 関西地区の名門。継続的に全国上位入賞(2025年大会3位) |
| 新家スターズ | 大阪府 | 2回 | 2023年・2024年連覇(史上3チーム目)。大阪府勢の強さを象徴 |
2025年大会で大阪府勢の通算15回目の優勝。47都道府県の中で大阪府が圧倒的に多い。理由は以下:
登録チーム数の多さ:大阪府は学童野球の登録チーム数が全国トップクラス。競争レベルが高く、強いチームが育つ環境
指導体制の充実:プロ野球選手・元プロ選手のOBが多く、専門的なコーチング体制が整っている
練習環境:天候に左右されない屋内練習場や専用グラウンドが充実
地域コミュニティ:保護者・OB・地域住民が一体となった支援体制
大会では複数の特別な賞・記念品が用意されている。これらは球児にとって「一生の宝物」となる。
学童球児の憧れの象徴。3段階に分かれる:
全国大会優勝チームに贈呈。日本一の証として、選手の生涯の宝物に。
都道府県大会を勝ち抜き、全国大会出場権を獲得したチームへ。出場するだけで贈られる名誉のワッペン。
市区町村大会を勝ち抜き、都道府県大会へ進出したチームへ。
プレーの上手さだけでなく、「マナーや姿勢」を評価する賞。毎年6チーム前後が選出される。挨拶、礼儀、フェアプレー、チームワーク等が審査される。野球の技術以上に重要な、人間性を育む賞だ。
赤と白のしましまソックス。ドナルド・マクドナルド・ハウス(病気と向き合う子どもとその家族のための滞在施設)への募金協力の証として、ハウスからプレゼントされる。2025年は全国約1,000チームから募金協力があり、総額11,911,105円。野球を通じた社会貢献の象徴。
マクドナルドトーナメント全国大会に進むチームには、いくつかの共通点がある。技術指導だけでない、「人を育てる」視点が結果に直結する。
名門チームは「投げる・打つ・守る」の基本動作を、年齢に応じた段階的なメニューで指導する。低学年では遊びの要素を入れて野球を好きにし、高学年では試合で勝つための具体的戦術と技術に進む。
近年、強豪チームほど「身体作り」を重視している。技術練習だけでなく、年齢に応じた筋力トレーニング、可動域ドリル、姿勢改善、栄養管理を取り入れている。小学生でも適切な負荷と方法であれば、安全に身体能力を向上できる。
全国大会に進むチームは「試合中に冷静さを失わない」選手を育てている。失点しても切り替える、エラーをしても引きずらない、勝っても気を抜かない——これらは技術ではなくメンタルの問題だ。日常の練習からメンタル指導が組み込まれている。
学童野球は保護者の協力が不可欠。送迎、お茶当番、応援、用具管理など、保護者の貢献なしには成立しない。名門チームは保護者会の運営も組織化されており、選手の練習に集中できる環境を作っている。
ここまでマクドナルドトーナメントの大会情報を解説してきたが、最後にJSPO-AT × TPI Level 2 × NASM-PESの専門資格を持つ立場から、学童野球選手の身体作りについて専門家視点を提供したい。
Disport Worldは六本木のパーソナルジムだが、近年「学童野球をやっている子どもの身体作りについて相談したい」という保護者の方からのお問い合わせが増えている。所属チームの指導とは別に、専門資格を持つトレーナーに「身体の状態」を見てもらいたいというニーズだ。以下の3つの専門家視点は、実際のご相談に対してDisport Worldが回答している内容と一致する。
学童野球(小学生)の選手で最も多い怪我は、「投球障害」(特に肘・肩の障害)と「成長期の腰痛・膝痛」です。小学生の骨は成長過程にあり、過度な投球数と不適切なフォームが組み合わさると、将来の野球人生を断つほどの怪我に発展します。投球数管理(1日70球以内、連投制限)は厳守すべき最低ラインです。
TPI(Titleist Performance Institute)はゴルファー向けに開発された身体スクリーニングですが、その「身体の制限を数値化する」考え方は野球にも完全に応用可能です。TPI 16項目スクリーニングのうち、特に胸椎の回旋、股関節の内旋・外旋、体幹の分離能力は、投球動作と打撃動作の両方に直結します。学童期に身体の弱点を把握しておけば、中学・高校での飛躍が変わります。
学童期の身体作りで最も重要なのは「Stabilization Phase(安定性段階)」です。NASM OPTモデルでは、安定性→筋力→パワーの順で身体を構築します。小学生の段階で重い筋力トレーニングや爆発的なパワートレーニングは不要。むしろ、体幹の安定性、関節の可動域、基本動作(スクワット、ヒンジ、プッシュ、プル、ローテーション)の正確性を構築することが、将来の野球パフォーマンスを決定づけます。プランクだけでは体幹は鍛えられないで解説した「回旋パワー・抗回旋・上下分離」の3要素は、野球の投打動作にも完全に当てはまります。
学童野球で最も多く、最も深刻な怪我が「投球障害」だ。特に「リトルリーガー肘」「リトルリーガー肩」と呼ばれる成長期特有の障害は、放置すると将来の野球人生を断つほどの怪我に発展する。保護者と指導者が知っておくべき専門知見を解説する。
投球時に肘の内側に繰り返しの牽引ストレスがかかり、骨端線(成長軟骨)が損傷する障害。小学校高学年〜中学校1〜2年に多発。投球時の「肘がカクッと外れる感覚」「内側を押すと痛い」「ボールが思うように投げられない」が初期症状。
リトルリーガー肘は、「投球フォームの問題」「過度な投球数」「身体の柔軟性不足」の3つが組み合わさって発症します。小学生の成長軟骨は骨より弱いため、大人と同じフォームで同じ球数を投げると確実に故障します。「肘が痛い」と子どもが訴えたら、絶対に「気のせい」で済ませず、必ず整形外科専門医(できればスポーツ整形)を受診してください。発見が早ければ数週間〜数ヶ月の安静で回復しますが、放置すると手術が必要になる場合があります。
投球の繰り返しによって肩の骨端線(成長軟骨)が損傷する障害。小学校高学年〜中学校に多発。投球時の肩の痛み、投球距離の急激な短縮、フォーム不良などが症状。
肘の外側で軟骨が剥がれる重篤な障害。初期は痛みが軽く見過ごされやすいが、進行すると関節内に遊離した軟骨片が「ねずみ」となって関節を阻害する。手術が必要になることが多く、野球を続けられなくなる可能性も高い。X線・MRI検査による早期発見が極めて重要。
膝のお皿の下が痛む成長期障害。走塁・ジャンプ動作の多い野球選手に多発。膝のお皿の下の骨が出っ張り、圧痛がある。成長が落ち着くまで根本治療は困難だが、ストレッチと運動量調整で症状をコントロールできる。
マクドナルドトーナメントを含む現在の学童野球では、球数制限が厳格に管理されている。これは過去に多くの選手が学童期の過剰投球で野球を断念した歴史への反省だ。
| 年齢 | 1日の最大投球数 | 1週間の最大投球数 | 連投制限 |
|---|---|---|---|
| 小学生(学童) | 70球 | 200球程度 | 2日連投後は1日休養 |
| 中学生 | 85球 | 250球程度 | 同上 |
| 高校生 | 100球 | 350球程度 | 同上 |
米国スポーツ医学会(USA Baseball)の推奨はさらに厳しく、小学生は1日50球以内、年間1,000球以内とされている。「球数制限が厳しすぎる」と批判する指導者もいるが、科学的根拠は球数制限の側にある。長期的に活躍する選手を育てるためには、学童期の球数管理が決定的に重要だ。
TPI(Titleist Performance Institute)は、ゴルファー向けに開発された身体スクリーニングですが、その「身体の制限を数値化する」考え方は野球にも完全に応用可能です。投球動作と打撃動作はどちらも全身の回旋運動であり、ゴルフスイングと共通の身体要件があります。学童期にTPIスクリーニングを受けることで、「将来の故障リスク」と「成長余地」を客観的に把握できます。TPI 16項目の全解説を参照してください。
学童期の身体作りで最重要なのは「Stabilization Phase(安定性段階)」です。NASM OPTモデルでは、安定性→筋力→パワーの順で身体を構築します。小学生の段階で重い筋力トレーニングや爆発的パワートレーニングは不要、むしろ逆効果。体幹の安定性、関節可動域、基本動作(スクワット・ヒンジ・プッシュ・プル・ローテーション)の正確性を構築することが、将来の野球パフォーマンスを決定づけます。「打球が飛ばない」「球速が出ない」と悩む小学生の多くは、筋力ではなく安定性と可動域が原因です。
「我が子をマクドナルドトーナメントに出場させたい」と考える保護者のために、具体的なステップを解説する。
地域の学童野球チームに入団する。全日本軟式野球連盟(JSBB)に登録しているチームであることが必須条件。学校の野球部(クラブ活動)またはスポーツ少年団が一般的。市区町村の体育協会で登録チームのリストが入手可能。
チームへの体験参加(多くのチームで無料体験あり)→入団届の提出→連盟登録費の支払い。年間費用はチームによって異なるが、月額1,000〜5,000円程度+用具代+大会参加費が一般的。
市区町村大会(4-5月)→都道府県大会(5-6月)→全国大会(8月)。これらに加え、各種招待大会、練習試合、新人戦などが組まれる。シーズン中は週末がほぼ全て野球で埋まる覚悟が必要。
グローブ、バット、スパイク、ヘルメット、ユニフォームなど。初期投資は3〜8万円程度。成長期で年に何度かサイズアップが必要。中古品やお下がりの活用で費用を抑える家庭も多い。
送迎、お茶当番、応援、用具管理、グラウンド整備など。保護者の参加なしには成立しないのが学童野球の現実。両親共働き家庭の参加が増える中、チームによっては「お茶当番なし」を採用するところも増えている。
マクドナルドトーナメントは「観戦無料」が原則だ(ただし開催年・会場により一部有料区画あり)。全国の球場で行われ、誰でも観戦可能だ。
全国大会の会場:2009年から原則として明治神宮野球場(東京)で開催されてきたが、近年は新潟・愛媛など地方都市での開催も増えている。2026年は愛媛県・坊っちゃんスタジアム他で開催予定。
観戦の楽しみ方:小学生球児たちの真剣なプレーは、プロ野球とは別の感動がある。決勝戦は特に注目度が高く、観客で球場が埋まることも珍しくない。元プロ野球選手による始球式や、選手宣誓のセレモニーも見どころ。
テレビ・配信中継:決勝戦は地上波テレビでの中継、一部試合はYouTube公式配信も実施。リアルタイムでの試合結果は全日本軟式野球連盟公式サイトと東京新聞の特設ページで確認可能。
記念グッズ:会場では大会オリジナルの記念グッズが販売される。Tシャツ、タオル、ピンバッジなど、子どもへのお土産にも人気。
多くの場合可能ですが、各チーム・各連盟のルールに従う必要があります。移籍前のチームに礼を尽くすこと、移籍先チームの方針との適合を確認することが重要。シーズン途中の移籍は人間関係のトラブルになりやすいため、オフシーズン(10-3月)での移籍が一般的です。
多くのチームで可能ですが、レベル差により最初は試合に出場できない可能性があります。低学年からの入団が一般的ですが、5〜6年生からのスタートでも追いつく選手は多くいます。子どもの「やる気」が最も重要です。
チームによります。伝統的な体制では当番制(夏場の水分・氷の準備等)がありますが、共働き家庭が増える中、当番なしの体制を採用するチームも増加中。入団前の体験参加時に、保護者の関わり方を必ず確認してください。
シーズン中(4-10月)は週末がほぼ野球で埋まるため、他の習い事との両立は難しい場合があります。塾通いの選手も多くいますが、学習時間の確保には家族の協力が不可欠。「学業優先」を方針とするチームを選ぶことも一つの選択肢です。
中学進学後の選択肢は3つ。①中学校の軟式野球部、②硬式野球の少年クラブ(リトルシニア・ボーイズ・ポニーリーグなど)、③軟式野球の社会人クラブ。プロを目指すなら硬式に移る選手が多いですが、軟式継続も全く問題ありません。早めに方向性を考えておくと、6年生の卒団後にスムーズです。
学童期に「プロ確実」と判断するのは困難です。小学校で全国大会出場を果たした選手の多くも、最終的にプロに到達するのはほんの一握り。逆に小学校時代に目立たなかった選手が、中学・高校で急成長してプロに到達するケースも多くあります。小学校時代は「野球が好きで続けられる」「怪我なく成長する」ことが最優先です。
頭ごなしに否定せず、まず理由を聞いてください。「指導者との関係」「チームメイトとの摩擦」「身体的な疲労・怪我」「他のことへの興味」などが原因のことが多いです。一時的な気持ちなのか、本気で辞めたいのか、時間をかけて見極めることが重要。無理に続けさせると、野球そのものを嫌いになるリスクがあります。
全く問題ありません。多くの保護者が子どもの入団をきっかけに野球を学んでいます。技術指導は監督・コーチに任せ、保護者は「応援」「身体管理」「精神的サポート」に注力するのが理想です。野球経験のない保護者ほど、適切な距離感で子どもに接することができるという指導者の声もあります。
学童野球の経験は、プロ野球選手への第一歩となり得る。多くのプロ野球選手・MLB選手が小学校時代に軟式または硬式の野球を経験している。
ただし重要なのは、「学童野球」の世界は大きく2つに分かれること。
大谷翔平選手、田中将大選手、ダルビッシュ有選手などの世界的選手の多くは、小学校時代に硬式リトルリーグから始めている。一方、軟式から始めて中学・高校で硬式に移り、プロに到達した選手も多数いる(坂本勇人選手、菊池涼介選手など)。
大切なのは「軟式 vs 硬式」のどちらが優れているかではなく、子どもの興味と成長段階に合った選択をすること。マクドナルドトーナメントの軟式野球は、基礎を学び、野球を好きになり、地域コミュニティの中で人間性を育む素晴らしい舞台だ。プロ志向が強くなった段階で、中学から硬式に移ることもできる。
学童野球選手の保護者は、技術指導はコーチに任せつつ、「身体作りと回復のサポート」に注力するのが理想だ。
栄養管理:成長期の選手はタンパク質と炭水化物のバランスが特に重要。練習後30分以内の栄養補給がパフォーマンスと回復に直結する。
睡眠の確保:小学生は最低9-10時間の睡眠が必要。練習で疲れているほど、就寝時間を早める工夫を。
痛みの早期発見:「肘が痛い」「肩が痛い」と子どもが言ったら、絶対に「気のせい」で片付けない。早期の専門家相談が将来の野球人生を守る。
姿勢の観察:日常生活での姿勢(座り方、立ち方、歩き方)は、投打動作の土台になる。猫背、O脚、X脚等の癖は早期に改善する。
応援の質:試合中の罵声、エラーへの叱責は子どもの成長を阻害する。失敗から学ぶ姿勢を育てる声かけが重要。
マクドナルドトーナメント出場経験者からは、多くのプロ野球選手が輩出されている。ダルビッシュ有、田中将大、坂本勇人、菊池涼介、大谷翔平など、現代プロ野球の主要選手の多くが学童期にこの大会を目指していた。
小学生で全国大会に出ることは目標として素晴らしいが、それ以上に重要なのは「中学・高校・社会人野球で活躍し続けられる身体と心を作ること」。学童期に怪我をして野球を続けられなくなる選手も多い。長期的視点での身体作りが、最終的にプロまで届くか否かを分ける。
マクドナルドトーナメントの最新情報は公益財団法人 全日本軟式野球連盟(公式サイト)、マクドナルド公式 学童野球ページで随時更新されます。本記事は2026年5月時点の情報に基づき作成しています。
身体作りについてはTPI 16項目スクリーニングの全解説、プランクだけでは体幹は鍛えられないもご参照ください。Disport Worldは学童野球専門のジムではありませんが、JSPO-AT × TPI Level 2 × NASM-PESの3資格で、成長期アスリートの保護者からの身体相談にも対応しています。
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所属チームの指導と「併用」する身体作りをサポートします。
TPI 16項目で「身体の制限」を数値化。投打動作に影響する弱点を客観的に把握。
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正式名称は「高円宮賜杯 全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント」。全国約11,000チームの頂点を決める小学生の軟式野球全国大会で「小学生の甲子園」と呼ばれます。1981年に第1回大会が開催され、マクドナルドは1986年から協賛しています。
2026年8月7日(金)から8月13日(木)まで、愛媛県で第46回大会が開催されます。
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大阪府代表の長曽根ストロングスが8回優勝(2025年時点)で歴代最多です。大阪府勢全体では通算15回優勝しています。
大阪府代表 長曽根ストロングスが4年ぶり8度目の優勝を果たしました。決勝戦では伊勢田ファイターズ(京都)を8-4で破りました。
はい。1日70球まで、連投制限などのルールがあります。投手の故障を防ぐため、近年厳しく管理されています。
適切な負荷と方法であれば安全に行えます。ただし重い筋力トレーニングではなく、体幹の安定性、関節可動域、基本動作の正確性を優先することが重要です。専門資格を持つトレーナーの指導下で行うことを推奨します。
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