東京マラソン2018
先日、東京マラソン2018が行われました!
参加人数は約36000人、応募倍率12.1倍の倍率の大会でした!!
今夏、参加した東京マラソンについて、エントリーから調整、本番までの道のりをつらつらと綴ります!
東京マラソンエントリー
エントリー開始は一般は2017年8月1日〜31日でした。
7月にはプレミアムメンバー、チャリティ枠の抽選があるようです。
今回の要項は以下のようになってました。
今年募集される2019年も同じようなスケジュールになるのかな?
今回、東京マラソンを走るにあたりきっかけは、二人のお客様と焼肉を食べに行っていた8月中旬のある日。
「東京マラソンエントリーしようよ!」
と言い出した方が 笑
あれよあれよとその場で3人で申し込みました。
内心「まぁ、当たらないだろう」とどこか外れる事を期待していました。
当選と目標設定
当選
抽選結果の出る9月25日一通のメールが来ました。
まじか。。。。笑
と。
ただ走るだけなら全然いいのですが。。。。
目標設定
仕事柄トレーナーという仕事をしていて、運動指導する立場上
「かっこ悪いタイムで帰って来たくないな。。。」
それが一番でした。
かっこいいタイム、かっこ悪いタイムの基準も主観なのでわかりませんが、「サブ4」を目標にしました。
ちなみにサブ4は4時間以内という事です。
サブは地下鉄のサブ(下)ウェイ(道)のサブと同じて、4時間より下のサブ4です。
3時間以内はサブ3ですね。
サブ4は色々みると大体フルマラソンの20%〜30%くらいの割合という事で走るからには、もっと上もあるのですが、実現可能そうな目標にサブ4と設定することにしました。
いくら体重があるとは言え、マラソンには向いてなさそうとは言え、トレーナーとしては結果を出さねばとと決意したのは鮮明に覚えています。
目標のサブ4
サブ4で走るのに必要なのは平均ペースで5:40/1kmになります。
結果はどうなるかわかりませんが、後半バテるだろうし、前半20kmを5:00/1kmで入れば後半は6:00/1kmで走れれば切れるかなという漠然といしたイメージでした。
練習開始
サブ4に向けての8月から前日までの全練習工程はこちら
直前調整 〜カーボローディング〜
3日前から糖質を通常より沢山食べるカーボローディングを行いました。
グリコーゲンというエネルギー源である糖を肝臓と筋肉の中に沢山取り込んで、糖の貯金をして走るときに枯渇してガス欠起こすまでの距離を長くしようという事です。
従来、一週間くらい前まで糖質を制限して、糖質(カーボ)を枯渇させて、その中でトレーニングを追い込み、そこから直前に糖質を沢山撮って体内にエネルギー源である糖質を溜め込もうというものでした。
しかし、その糖が制限されている時はエネルギー源が少なく、体調を壊したり、怪我をしたりするリスクが高くなっていました。
そこから現代では、一時的に枯渇させることなく、直前の3日間に高糖質の食事をするカーボローディングが主流になりました。
従来の枯渇させるカーボローディングと枯渇さえないカーボローディングは肝臓と筋肉中へのグリコーゲンの貯蔵量があまり差異がないことから、コ枯渇させて体調不良などのリスクが出るカーボローディングより、3日前から高糖食にするのがよいです。
ちなみにグリコーゲンを貯蔵すると体重も増えやすいので、僕はレースで走る体重の目標より、3kg体重を減った所にレース一週間前まで少し原料を行って行きました。
通常85kgくらいにいるのですが、少しづつ減量し、一週間前の段階で80kgでした。
レース当日は83.5kgでスタートして体調とエネルギー的には万全でした!
フルマラソンに準備したものと注意したこと
- 長袖ウェア、短パン、スパッツ、シューズ
- 実際当日に走る用のウェアを買ったのは一週間前でした。全てNIKEです 笑実際にウェアを買ってから毎日着て走りました。ウェアの下に最初はインナーをきていたのですが、逆にインナーはスレてしまい、痛くなりました。やはり実際にきてみないとわからないものです。なのでインナーを着ないことを前日にきめました。
- カッパ
- 雨というより、防寒ようですね。当日はゲートインが7時〜でスタートが9時すぎなので2時間以上ありますので、風除けとして、保温としてカッパはあった方が良いとのことで購入しました。100均のでも十分でしたが、当日の気温が低かったので、アマゾンで500円くらいの少し分厚いやつとその下に100均のペラペラのと二重に着ていました。
- Bluetoothイヤホン
- イヤホンが普段使っているものが6時間くらいの再生時間なので、使用開始する時間に気をつけました 笑家を出たのが6時20分くらいだったので、そこから使い始めたらゴールまで充電が持ちません笑8時半くらいから使用を開始しました。電源の持ち時間に合わせないといけませんね。
- 携帯用のバック
- 持って行く捕食やエネルギー補給グッズをどれくらい持って行くかある程度決めてから、バックのサイズは選んだ方がよいですね。
- 捕食・エネルギー補給グッズ
- DNSのION CHARGE(9タブレットでフルマラソン分のミネラル分を補給できるとのこと
- ザバス ピットイン エネルギージェル。持って行ったのは4個
- (一個で170Kcalとカロリーがこのタイプのもので一番高く、果糖ではなくマルトデキストリンでエネルギーとして使用されるのに早いものを選択しました。)
まぁ基本的なものしか用意しませんでした。
マラソン会場へ
朝食
起床はレース開始の4時間前
5:00起床
3時間前には朝食を済ませたいので、5:30には朝食終了
朝食はうどん2玉食べました。
ストレッチして、フォームローラーでもストレッチしてから6:20くらいに家を出発し、いつも電車に乗る一つ先の駅までウォームアップがてら走って行きました 笑
セキュリティゲートを通過
エントリー時に手につけたリストバンドに付いてるセコムのセキュリティバンドにてゲートを通過
中に入ると大きいコンテナが無数
ここで手荷物を預けるとゴール地に運んでくれます
その先は選手村的な感じに、選手のみ
更衣室や、トイレ、軽食などが振舞われてランナーが準備を整えられる様になっています
入場ブロックへの移動も時間になるまできっちり管理されてます
ブロックの一番前に並べました 笑
一番前は前のブロックの入り口もあり、トイレが近くてよかったです
この時7:45
スタートまであと1時間半
スタート前にはものすごい人でした
当たり前か 笑
本番レース
レーススタートの号砲がなり、スタート!
スタート地点までおよそ5分でスタート地点に付きスタート。
僕はEブロックからスタートでしたので前には何千人もいますので、人が多くなかなか前には進めませんでした笑
高校の友人も沿道に応援にくると連絡があって、曙橋にいるとのことでしたが、思ったより、スタートゲートの通過までが早かったのと、僕の走るペースがどうやら調子がよく、到着する前に、僕は通過してしまったようでした。
こんなボード作ってくれてなんてね。。。
嬉しかったな〜
前半10キロの入り 4:47/1km でした。
まずまず
20キロ走って1:38:08でした。
ペースにして4:54/1kmと予定より少し早いまずまずのペース。
この段階では辛い箇所は特になく、心拍数も苦しくなくまさに快調でした♫
がしかし。。。。
28キロあたりで足がつりました。。。
腿裏(ハムストリングス)が。。。
止まってストレッチして、再開。
またつってを繰り返し。。。
33キロ地点に家族とお客さんが応援に着てくれていたので、余裕の顔して通過しようにも目の前で停止。。。。
残りの10キロは腿裏をストレッチしては腿前がつり。
腿前を伸ばしては腿裏がつりの繰り返しで、あと10キロ走れるのか心配でした。。
止まってしまうよりも一歩でも進もうとして歩きますが、歩いてもつってしまうので、止まってストレッチするしかありませんでした。
何度も
「よし!!」
と声をだして走り出すものの中続きしませんでした。
残り10キロを 7:00/1kmとしてもまだ1時間以上かかるとか色々と計算するとゾッとしました。
ストレッチ➡︎走る➡︎ストレッチ➡︎走る
をただひたすらに繰り返し、残り3キロ地点でちょうど4:00:00のペースメーカーの人に抜かれ、必死に食らいついて行きました。。。。
はいつくばる様にゴールした時は3:59:26 笑
ギリギリでサブ4を達成しました!
号砲と僕のスタートにはギャップがあるので僕のスタートからは
3:55:43
でした!
あぶねっ。。。笑
とりあえずギリギリとはいえ、目標タイムは達成〜!
レース後
走り終わったあとは参加賞のメダルとタオルなどをもらうために移動。
終わったあとは全く足が動かずあるけませんでした。。。
参加賞を持ってケードを出るまでに2キロくらい歩いたのではないかな?
ホント、足をひきづるように歩いていました。。。
日比谷公園で解放され、応援に来てくれたお客さんが車で日比谷公園でピックアップしてくれたので、歩かず、電車にも乗らずにジムに無事に帰って来れました。
ジムでシャワーを浴びたあと急に全身が寒くなり温まったはずなのに震えが止まらない。
朝以降、ドリンク以外で補給していないので、血糖値の下がり、エネルギー不足になったのかな?と。
終わってから食欲がありませんでしたが、素早い糖の補給は重要ですね!
感想
今回マラソンを通じ、東京マラソンという大会のすごさを実感しました。
たくさんレースに出ているお客さんも「東京マラソンが日本一だ」と言っていました。
ボランティアスタッフも1万人以上。
沿道の観衆の方が無数
ゲートにランナーが入るのが7時なので、それよりも前に集合されて、スタンバイされ、レースが終わって片付けまでされるのには僕らが走らせてもらった時間よりもはるかに長い時間を、あの寒空の下で無償の気持ちでサポートしてくださていたことには本当に感謝の言葉以外ありません。
そういった数々のボランティアの方達の姿はレースで走っている時は取れなかったのでここには写真がありませんが、本当に感謝に尽きる大会です。
あるお客さんの奥さんも毎年知り合いが出ているわけでもなく、沿道で声援を送りに言っているという方がいました。
そんな方達がたくさんいるというのはスポーツの未来への暖かさも感じました。
正直、足がつって痛くて、走るのがしんどい時、
「もう二度と走りたくない!!」
という思いを抱きながら走っている時もありました。
二日酔いの時
「もう二度とお酒なんかのまない!!!」
って思っても、その日の夕方には飲んでしまうのと同じ様に、マラソンで辛かった事だけをとるとそうなるのですが、数々の人々に支えられ、暖かさに包まれたランニングは
「年に一回くらいならいいかな?」
という気持ちに少しなってきました。
もう数日したらまた走りたい!って思うかもしれません。
なんでもやらないとわからない事は沢山ありますね!
フルマラソンなんて本当に縁がないものだと思ってました。
でも走って見ると、それまで準備をしていく過程も楽しめたし、結果として本当にトレーナーとしても貴重な体験ができました。
もし次があれば(笑)、今回のマラソンで見えてきた足りなかった部分の反省を踏まえてサブ3.5を目指す日がくるかもしれません 笑
全ての関係者に本当に感謝です。
ありがとう東京マラソン