メタボリックドミノ改善ガイド
生活習慣病の連鎖を科学的運動療法で断ち切る
一度倒れ始めたら止まらない生活習慣病の連鎖反応
メタボリックドミノは、2003年に慶應義塾大学の伊藤裕教授が提唱した概念です。 内臓脂肪の蓄積を起点として、インスリン抵抗性が生じ、高血圧・高血糖・脂質異常症が次々と発症。 最終的には動脈硬化が進行し、心筋梗塞・脳卒中・腎不全・失明・下肢切断といった 重篤な合併症に至る恐ろしい連鎖反応です。
糖質・脂質過多の食事が内臓脂肪を増加させ、最初のドミノを倒す
週150分未満の運動量では基礎代謝が低下し脂肪が蓄積
コルチゾール分泌により内臓脂肪が増加、食欲も増進
6時間未満の睡眠でレプチン減少、グレリン増加で過食傾向
40万人規模のメタ解析が証明した驚異的効果
2021年に発表された画期的な研究結果:
「肥満でも運動習慣がある人は、標準体重の運動不足者より死亡リスクが低い」
有酸素運動20分で脂肪酸がエネルギー源に
GLUT4の細胞膜移行促進で血糖値正常化
NO産生増加で血圧10mmHg低下
ミトコンドリア新生で基礎代謝15%向上
TNF-α、IL-6減少で慢性炎症改善
BDNF分泌で認知症リスク40%減
エビデンスに基づく3つの運動戦略
脂肪燃焼の主役・心肺機能向上の要
基礎代謝向上・サルコペニア予防の鍵
日常生活の消費カロリー最大化戦略
医療×トレーニング×コンディショニングの三位一体アプローチで
メタボリックドミノを確実に止める