Golf Performance

ドライバーの方向性が安定しない人へ。
身体の回旋可動域を改善する5つのエクササイズ。

ドライバーが右に左に散る。原因はスイングだけでなく、身体の回旋可動域にある可能性が高い。TPI Level 2認定トレーナーが、方向性を安定させる5つのエクササイズを解説する。

2026.03.24読了 約8分

ドライバーの方向性が安定しない身体的原因

ドライバーの方向性が安定しない原因は複数あるが、胸椎と股関節の回旋可動域不足が最も多い。可動域が足りないと身体は代償動作で補おうとし、スイング中のブレが大きくなる。毎回違う代償動作が入るため、「同じスイングをしているつもりなのに球が散る」という現象が起きる。

回旋可動域が方向性に影響するメカニズム

バックスイング——胸椎の回旋可動域が不足すると、腰椎が過回旋するか、テークバックが浅くなる。どちらもバックスイングのポジションが不安定になる。ダウンスイング——股関節の内旋可動域が不足すると、骨盤の回旋が不完全になり、上半身と下半身のタイミングがズレる。これがプッシュアウトやフックの原因。

回旋可動域を改善する5つのエクササイズ

①オープンブック

横向きに寝て、上の腕を反対側に開く。胸椎の回旋可動域を直接改善する最も効果的なエクササイズの一つ。左右各10回×2セット。

②90/90ヒップストレッチ

両脚を90度に曲げて床に座り、前後に体重移動。股関節の内旋・外旋可動域を同時に改善。左右各10回×2セット。

③キャットカウ+回旋

四つん這いでキャットカウの後、片手を頭の後ろに当てて上体を回旋。胸椎の屈曲・伸展・回旋の複合動作。左右各8回×2セット。

④ハーフニーリング回旋ストレッチ

片膝立ちでクラブを肩に乗せて回旋。股関節を固定した状態で胸椎だけを回す感覚を身につける。左右各8回×2セット。

⑤ワールドグレイテストストレッチ

ランジ姿勢から上体を回旋。股関節・胸椎・ハムストリングスの可動域を同時に改善する総合エクササイズ。左右各5回×2セット。

TPI評価で「自分に必要なエクササイズ」を特定する

上記5つはすべて有効だが、「あなたの身体に最も効果的な順序」はTPI評価で特定する必要がある。胸椎が主な制限因子なのか、股関節が主なのか。左右差はどのくらいか。これによって処方が変わる。

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FAQ

可動域改善は比較的早く効果が出ます。毎日5〜10分のエクササイズを2〜4週間続けると、多くの方が変化を実感します。

はい。むしろラウンド前のウォームアップとして動的に行うと効果的です。

5つすべて自宅で道具なしでできます。ただし正しいフォームの確認のため、最初はトレーナーの指導を受けることを推奨します。

岡本隼人
岡本 隼人
Disport World 代表トレーナー
JSPO-ATTPI Level 2NASM-PES

2016年六本木開設。累計20,000セッション以上。プロゴルファー矢野東、NPB選手含む指導実績。プロフィール →

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