だが、Pontzer 2021(Science、n=6,421)の代謝研究は「20–60歳の代謝は安定している」ことを示している。つまり40代の体型変化は『代謝の低下』ではなく、主に筋肉量と活動量の減少が原因——適切な戦略を実行すれば、中高年でも筋肉は十分に取り戻せる。JSPO-AT・TPI認定(Fitness 2/Golf 2/Junior 2/Power 2)・NASM-PES・FMS/SFMAを保有し、INDIBA®ベーシックコースも修了したDisport World代表 岡本隼人が、40–60代のための科学的体づくり戦略を解説する。
Science代謝研究*
している年代*
筋合成閾値(1食)**
抗うつ効果***
* Pontzer et al. 2021, Science, DOI:10.1126/science.abe5017、Double Labeled Water法、n=6,421、29カ国
** Moore DR et al. 2015, J Gerontol A Biol Sci Med Sci, DOI:10.1093/gerona/glu103(総体重あたり 若年0.24 vs 高齢0.40 g/kg/食)
*** Chang et al. 2025, Frontiers in Psychology, DOI:10.3389/fpsyg.2025.1655855、プールSMD=-0.94 (95% CI: -1.16 to -0.72)
「40歳を超えてから、若い頃と同じ努力では結果が出なくなった」「代謝が落ちて太りやすくなった気がする」——40-60代のクライアントから、Disport Worldで最も頻繁に聞く悩みだ。長年、「代謝は30代から落ち始める」というのが定説とされてきた。しかし、2021年8月にScience誌に掲載されたPontzer et al.の大規模研究(n=6,421、29カ国)が、この常識に見直しを迫る結果となった。
本記事では、最新の科学的エビデンスを統合し、40代から始める体づくりの完全戦略を解説する。Pontzer 2021の代謝研究、アナボリックレジスタンス対策のタンパク質戦略、INDIBA®(EDNA PRO MAX)による温熱ケア、そして筋トレのメンタルヘルス効果(Chang 2025 SMD=-0.94)まで——JSPO-AT・TPI認定(Fitness 2/Golf 2/Junior 2/Power 2)・NASM-PES・FMS/SFMAを保有し、INDIBA®ベーシックコースも修了した岡本隼人が、40-60代のために実践的戦略を提示する。
この記事でわかること:
① Pontzer 2021解析——「20–60歳は代謝が安定」
② 40代の体に起こる5つの本当の変化
③ 40代のためのトレーニング設計——科学的4原則
④ アナボリックレジスタンス対策——0.40 g/kg/食の閾値
⑤ INDIBA®(EDNA PRO MAX)による温熱ケアの位置づけ
⑥ 筋トレのメンタルヘルス効果(Chang 2025 SMD=-0.94)
公開日:2025-06-02 / 最終更新日:2026-10-01
「代謝が落ちる」は科学的に誤り
——Pontzer 2021が示した事実
「30代を超えると代謝が落ちる」「40代になったら痩せにくくなる」——これらの「常識」は、長年にわたり広く信じられてきた。だが、2021年8月にScience誌に掲載された大規模研究が、この通説に見直しを迫った。
Pontzer et al. 2021——史上最大規模の代謝研究
タイトル:「Daily energy expenditure through the human life course」
著者:Herman Pontzer, Yosuke Yamada, Hiroyuki Sagayama et al.(80名以上の国際共同研究)
掲載:Science 373(6556):808-812 (2021 Aug 13)
DOI:10.1126/science.abe5017
所属:Duke University(米)、国立健康・栄養研究所(日本)、筑波大学(日本)、他
方法:Double Labeled Water(DLW)法による総エネルギー消費(TEE)測定
対象:8日齢〜95歳のn=6,421名、29カ国の国際データベース
核心発見——4つの代謝ライフステージ
論文著者Herman Pontzer教授(Duke University)の発言:
「20代、30代、40代、50代——人生の中で最も代謝が安定している時期だ。妊娠中でさえ、母体の代謝率は変わらない。『30歳で代謝が崩れた』という証拠は、我々のデータには存在しない」
これは40代の体づくりに大きな意味を持つ:
・40代で「太りやすくなった」のは、代謝の低下ではない
・原因は、筋肉量の減少と活動量の低下
・解決策は、筋肉量を維持・増加させ、活動量を上げること
つまり、40代の体型変化は「年齢のせい」ではなく、「行動の変化」が原因。これは希望のメッセージだ——適切な戦略を実行すれば、40代でも20代と同様の代謝を維持できる。
「代謝が落ちる」と感じる本当の理由
Pontzer 2021を踏まえれば、40代で「代謝が落ちた」と感じる原因は以下の通り:
- ▸筋肉量の減少(サルコペニア):除脂肪量が減れば、絶対値としての代謝量も減る
- ▸日常活動量の低下:通勤、階段、家事——若い頃より活動量が減っている
- ▸運動頻度の低下:仕事の責任が増え、運動時間が確保しにくい
- ▸食事量・質の変化:会食機会の増加、高カロリー食、お酒の増加
- ▸睡眠の質低下:ストレスや責任で深部睡眠が減少、成長ホルモン分泌低下
これらすべては、個別に対処可能だ。「年齢のせい」と諦めるのではなく、それぞれの原因に科学的アプローチで対応すれば、40代以降でも体型改善は可能。
40代の体に起こる
5つの本当の変化
Pontzer 2021が「代謝そのものは安定している」と示した一方で、40代以降の身体には確かに変化が起きている。これらを正確に理解することが、戦略設計の第一歩だ。
変化①:筋肉量の自然減少(サルコペニア)
サルコペニア(筋肉量の進行性低下)は、加齢に伴って起こる現象。複数の研究が示す通り、40歳以降は1年あたり約0.5-1%、つまり10年で5-10%の筋肉量が失われる可能性がある。これが、Pontzer 2021が示した「代謝量の絶対値減少」の主要因だ。
特に重要なのは、サルコペニアの進行は「対策をしない場合」であり、レジスタンストレーニングと適切な栄養により、その進行を大幅に遅らせる、あるいは取り戻すことが可能だ。
変化②:ホルモン環境の変化
40代以降、特に男性ではテストステロンが加齢に伴い緩やかに低下することが知られている。テストステロンは筋タンパク質合成に関わるホルモンであり、その低下は筋合成能力にも影響しうる。
ただし、これは「もう筋肉を増やせない」ことを意味しない。サルコペニアは適切なレジスタンストレーニングと栄養によって進行を遅らせ、あるいは取り戻せることが数多くの研究で示されており、中高年から始めても継続的な相対的成長は十分に可能だ。重要なのは年齢そのものではなく、適切な負荷・回復・栄養を継続できるかどうかである。
変化③:回復力の低下
40代では、20代と比較して筋肉の回復により時間が必要とされる。これは:
- ▸成長ホルモン分泌の低下:深部睡眠時の分泌量が減る
- ▸酸化ストレスへの耐性低下:抗酸化機能の低下
- ▸血流の低下:栄養素輸送と老廃物排出効率の低下
だからこそ、休養・栄養・睡眠で回復の時間を確保することが大切になる。
変化④:アナボリックレジスタンス
「同じ量のタンパク質を摂取しても、若年者と比較して筋タンパク質合成(MPS)の反応が鈍くなる現象」を指す。中高年期から徐々に顕在化し、サルコペニアの主要因の一つとされる。
Moore et al.(2015, J Gerontol)等で確認された具体的数値:
・若年者の筋合成閾値:約0.24 g protein/kg体重/食
・中高年・高齢者の閾値:約0.40 g protein/kg体重/食(約1.7倍)
・ロイシン閾値:高齢者で1食2.5-3.0 g(若年者の約1.5倍)
体重70kgの方の場合:
・若年者:1食約17gのタンパク質で筋合成最大化
・中高年:1食28-30g程度が必要
これがアナボリックレジスタンス対策の核心数値。普通の食事量では、中高年は意識的にタンパク質量を増やさないと筋合成が最大化されない。
変化⑤:関節・柔軟性の問題
長年の生活習慣(デスクワーク、運転、スマホ操作等)により、40代以降は関節の可動域が狭まり、柔軟性が低下する。これにより:
- ▸怪我のリスク増大:可動域の狭い関節は、急な負荷で損傷しやすい
- ▸トレーニング効率の低下:正しいフォームが取れず、筋肉への刺激も不十分
- ▸日常生活への影響:肩こり、腰痛、膝痛等の慢性化
Disport Worldでは、初回に姿勢・関節の動く範囲・動きのくせを測り、40代以降のクライアントの可動域・柔軟性を詳細に確認。トレーニング設計の基盤とする。
40代のためのトレーニング設計
——科学的4原則
「やみくもな筋トレ」は40代以降では逆効果になりかねない。「どれだけ頑張るか」より「どれだけ賢くトレーニングするか」が結果を左右する。私たちが採用している、40代のための科学的4原則を解説する。
原則①:適切な負荷設定——「重ければ良い」は誤解
「重い重量を扱うほど筋肥大する」は誤解だ。最新のレジスタンストレーニング研究では、60-85% 1RMの範囲で適切な筋肥大が得られることが示されている。40代以降では、特に:
- ▸フォームの正確性を最優先(重量より重要)
- ▸過剰負荷は関節を損傷し、長期間トレーニングできなくなる
- ▸中程度負荷×高ボリュームが、40代以降では効率的
原則②:十分な回復時間——週2-3回が目安
40代は20代と比較して回復により時間が必要。WHO 2020ガイドラインは、筋力強化の運動を週2日以上行うことを推奨している。うつ症状を対象にしたChang 2025メタ分析でも、うつ症状への効果は週3回未満(SMD=-0.90)と週3回以上(SMD=-0.94)で統計的差がないことが示された。
つまり、「週5回・毎日トレーニング」は40代以降では必ずしも効率的ではない。むしろ:
- ▸週2-3回×60-90分のセッションで、十分な効果
- ▸休息日に深い睡眠と栄養を確保することで、筋肥大が起こる
- ▸過剰トレーニングは、コルチゾール上昇とテストステロン低下を招きうる
原則③:関節に優しいフォーム
40代以降のクライアントで多いトラブルが、関節・腱・靭帯の不調。これらは「重量を扱える」筋肉と、「重量に耐える」関節の発達速度の差から起こりやすい。Disport Worldでは:
- ▸身体機能チェックで関節可動域・動作パターンを初回確認
- ▸ゴルフをする方は、別メニューのTPI測定(16項目)で詳しく確かめることもできる
- ▸JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)の視点で、怪我リスクを確認
- ▸一人ひとりの体に合わせた動作でフォームを作る
原則④:機能的動作の習得
40代以降のトレーニングでは、「マシンでの局所筋肥大」より「全身の機能的な動き」を優先する。これは:
40代以降では、「日常生活での動き」「ゴルフのスイング」「子供と遊ぶ」「旅行で歩き続ける」等、実生活での動作能力(ADL、Activities of Daily Living)が重要となる。
科学的に効果的な機能的動作の例:
・スクワット:下半身の機能維持、骨密度向上
・デッドリフト:背中・体幹の総合的強化
・プルアップ・ロウ:姿勢改善、肩関節機能
・プレス系:胸・肩・上腕の総合的強化
・ローテーション系:体幹安定性、回旋動作の質
Disport Worldでは、代表の岡本がNASM-PESとTPI認定(Fitness 2/Golf 2/Junior 2/Power 2)の知見を組み合わせ、クライアントの「実生活で使える体」を構築する。
アナボリックレジスタンス対策
——タンパク質戦略
前述の通り、中高年では「アナボリックレジスタンス」が顕在化する。同じ量のタンパク質を摂取しても、若年者と比べて筋合成が起こりにくい。これに対する具体的なタンパク質戦略を解説する。
中高年のタンパク質摂取量の目安
1日推奨量:112-154g(1.6-2.2 g/kg)
1食あたり:28-30g(0.40 g/kg × 70kg)
1食ロイシン:2.5g以上
食事回数:3食 + 間食1-2回で均等に分配(一気に大量摂取は非効率)
具体的な食事例(1食 30g達成):
・鶏むね肉150g(タンパク質約33g、ロイシン約2.8g)
・卵2個 + 鮭100g(タンパク質約36g、ロイシン約2.9g)
・牛赤身100g + ヨーグルト200g(タンパク質約33g、ロイシン約2.7g)
・ホエイプロテイン25g + 豆腐100g(タンパク質約26g、ロイシン約2.5g)
タンパク質の質——「ロイシン」が鍵
アナボリックレジスタンス対策で特に重要なのが、「ロイシン」というアミノ酸だ。ロイシンはmTOR経路(筋合成シグナルの中枢)を直接活性化する。中高年では、若年者の約1.5-2倍のロイシンが必要とされる。
ロイシンが豊富な食材:
- ▸動物性タンパク質:鶏むね肉、鶏もも肉、牛肉、豚肉、魚(特に鮭、鯖、マグロ)、卵、乳製品
- ▸ホエイプロテイン:1食25-30gでロイシン約2.5g(吸収速度が速く効率的)
- ▸植物性:大豆製品(豆腐、納豆、枝豆)、レンズ豆、ナッツ類
極端な食事制限を避ける——Pontzer研究の重要な示唆
「短期的に糖質を完全カット」「1日500kcalの極端な制限」——これらは40代以降では特にリスクが高い。
理由:
・Pontzer 2021が示すように、代謝は除脂肪量(筋肉量)に比例
・急激なカロリー制限は筋肉を減らし、結果として代謝を低下させる
・リバウンドしやすい体を作ってしまう
40代以降の現実的なアプローチ:
・緩やかなカロリー調整(基礎代謝の80-90%程度)
・十分なタンパク質(1.6-2.2 g/kg/日)を確保
・レジスタンストレーニングで筋肉量を維持
・緩やかに脂肪を落とす(月1-2kg程度)
私たちが食事をどうサポートしているかは、大人のダイエット(食事のサポート)にまとめている。
INDIBA®(EDNA PRO MAX)による温熱ケア
——40代のコンディショニング
40代以降のクライアントへの指導で見落とされがちなのが、「回復」の戦略だ。トレーニングで筋肉に刺激を与えても、回復が不十分なら筋肥大は起こりにくい。むしろ疲労が蓄積し、パフォーマンスが低下する。「攻めのトレーニング」と「守りのケア」の両立が、40代以降の体づくりの核心だ。
筋肉は「トレーニング中」ではなく「回復中」に成長する。トレーニングは筋繊維に微細な刺激を与え、その後の修復・超回復のプロセスで筋肉は大きくなる。
40代以降は、特に:
・成長ホルモン分泌の低下
・血流低下による栄養素輸送効率の低下
・酸化ストレス処理能力の低下
これらにより、回復速度が若年者より落ちやすい。Disport Worldでは、休養・栄養・睡眠とあわせて、INDIBA®(EDNA PRO MAX)による深部温熱ケアをコンディショニングの時間として取り入れている。
INDIBA®(EDNA PRO MAX)——スペイン発の業務用高周波温熱機器
INDIBA®(EDNA PRO MAX)は、スペインで開発された448 kHzの高周波温熱機器。一般的なヒーターや赤外線が体の表面しか温められないのに対し、INDIBA®(EDNA PRO MAX)は:
- ▸体を深部から温めることができる
- ▸メーカーの分類はエステティック専用機器(RF誘電加温型)
INDIBA®(EDNA PRO MAX)の使い方
① トレーニング後のコンディショニングに
トレーニングで使った部位を深部から温め、コンディショニングをサポートします。
② トレーニング前の準備に
体を温めてから動き始めたい日に。
③ リラックスの時間に
じんわりとした温かさの中で、落ち着いた時間を過ごせます。
④ 体が冷えやすい方に
表面だけでなく、体を深部から温めます。
体感には個人差があり、痩身・美容・健康上の効果をお約束するものではありません。
トレーニングとINDIBAを、同じ場所で同じ日に
トレーニングとINDIBAケアを同じ施設で同日に受けられるのが、Disport Worldならではの強みだ:
- ▸トレーニング前のINDIBA:体を温めてから、トレーニングに入れる
- ▸トレーニング後のINDIBA:深部から温め、コンディショニングをサポート
- ▸代表の岡本はINDIBA®ベーシックコースを修了
40代からの体づくり、何から始めるべきか迷っていませんか
初回90分の体験では、身体機能チェック(姿勢・関節の動く範囲・動きのくせ)と体組成測定で「現在地」を把握し、年齢に合わせた優先順位を整理します。まずは気軽にご相談ください。
筋トレのメンタルヘルス効果
——Chang 2025 SMD=-0.94
40代以降は、仕事の責任、家庭との両立、将来への不安等、メンタルヘルスへの負荷が高まる年代だ。実は、筋トレはこの問題に対しても有力な介入の一つであることが、2025年の最新メタ分析で示されている。
論文:「Resistance training for depression: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials」
掲載:Frontiers in Psychology (2025年12月15日)
DOI:10.3389/fpsyg.2025.1655855
PMC ID:PMC12745427
PROSPERO:CRD42024583413、PRISMA 2020準拠
規模:29 RCT、N=2,036(臨床的にうつと診断された成人が対象)
主要結果:
・全体プールSMD = -0.94 (95% CI: -1.16 to -0.72, p<0.001、I²≈80%)
・一次性うつ病:SMD = -1.12 (-1.43 to -0.81)
・併存性うつ病:有意に改善(一次性よりやや小さい効果量)
・週<3回:SMD=-0.90、週≥3回:SMD=-0.94(統計的差なし)
SMD-0.94は大きな効果量にあたる。一般的な抗うつ介入で報告される効果量(概ねSMD 0.3前後)と比べても大きい。ただし対象は臨床的うつ病の患者であり、研究間の異質性も高い点には留意が必要だ。
なぜ筋トレが抗うつ効果を持つのか
- ▸神経可塑性の促進:BDNF(脳由来神経栄養因子)分泌の増加が示唆される
- ▸炎症マーカーの低下:慢性的低レベル炎症(うつとの関連が示唆される)の改善
- ▸自己効力感の向上:「重量が上がる」「動作ができる」という客観的な成功体験
- ▸睡眠の質改善:適度な身体疲労が深い睡眠を促進
エグゼクティブにとっての「時間の投資」
多忙な40-60代にとって、筋トレへの時間投資は単なる「健康管理」ではなく、ビジネスパフォーマンスへの投資にもなりうる:
体への効果:
・サルコペニア予防、健康寿命の延長
・体型・体組成の改善
・回復力・体力の向上
仕事への波及:
・集中力・意思決定力(運動による脳機能のサポート)
・ストレス耐性
・エネルギーレベルの向上
・プレゼンスの改善(姿勢・体型による第一印象)
週2-3回・60-90分の投資で、これらを総合的に狙える——時間対効果の面で、40-60代の「価値ある投資」と言える。
なぜDisport Worldで
体づくりすべきか
40代以降の体づくりには、年齢ならではの課題がある。私たちが大切にしている4つのことを紹介する。
理由① 資格の組み合わせが支える専門性
40代以降の体づくりは、栄養学・運動生理学・ケガの予防と安全管理の知識が必要。代表の岡本は、JSPO-AT・TPI認定(Fitness 2/Golf 2/Junior 2/Power 2)・NASM-PES・FMS/SFMAを持ち、INDIBA®ベーシックコースも修了している:
- ▸JSPO-AT:日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。ケガの予防と安全管理の視点で、40代以降の関節・既往歴に配慮
- ▸TPI Certified:身体機能の16項目スクリーン、ゴルフへの応用
- ▸NASM-PES:パフォーマンス強化、プログラム設計の国際資格
- ▸FMS/SFMA:米国Functional Movement Systemsの認定(FMSは2015年、SFMAは2016年)
- ▸INDIBA®ベーシックコース修了:トレーニング後のコンディショニング
理由② 身体機能チェック・トレーニング・温熱ケアを同じ場所で
私たちは、身体機能チェック、トレーニング、食事の相談、INDIBA®(EDNA PRO MAX)による深部温熱ケアまでを、同じ施設で完結させる。
40代以降のクライアントには、これが重要:
- ▸情報の分断がない:トレーニングの記録と体の状態を、同じ場所で共有できる
- ▸時間効率が高い:複数施設を回らずに済む
- ▸負荷と休みのバランス:トレーニングの負荷と回復のバランスを見ながら調整する
理由③ 長い期間で、体の変化を確かめる
40代以降の体づくりでは、3ヶ月・6ヶ月・1年という長期スパンで「以前のあなたと今のあなた」を比べ、進め方を見直していくことが大切だ。私たちは、最初に測った結果をもとに、体の変化を確かめながら進めている。
理由④「鶯ビルB1 完全個室」のプライバシー
Disport Worldは六本木3-15-21 鶯ビル地下1階の完全個室パーソナルジム。経営者・著名人にとって、人目を気にせず取り組める空間は不可欠。「ジムは人が多くて落ち着かない」「自分のフォームを他人に見られたくない」「年齢を重ねた身体を晒したくない」という方に適している。
① 代表・岡本の資格:JSPO-AT × TPI Certified Fitness 2 / Golf 2 / Junior 2 / Power 2 × NASM-PES(INDIBA®ベーシックコースも修了)
② 身体機能チェック・トレーニング・温熱ケアを同じ場所で
③ 長い期間で、体の変化を確かめながら進める
④ 2002年から・のべ指導実績40,000人以上の指導経験
⑤ 体を測ってから組み立てる、一人ひとりのプログラム
⑥ INDIBA®(EDNA PRO MAX)による深部温熱ケア
⑦ 六本木 鶯ビルB1 完全個室——プライバシー保護
⑧ Pontzer 2021、Chang 2025、Moore 2015等の最新エビデンスに基づく戦略
⑨ 料金に含まれる食事のサポート(タンパク質の摂り方を含む)
⑩ 無理な勧誘なし——体験後の入会判断は不要
⑪ トレーニング体験 90分 通常¥15,000(毎月1日から数えて先着3名さまは¥7,500)
よくあるご質問
はい、十分に効果があります。加齢に伴うサルコペニア(筋肉量・筋力の進行性低下)は、適切なレジスタンストレーニングと栄養によって進行を遅らせる、あるいは取り戻すことが可能であることが数多くの研究で示されています。中高年の初心者でも、継続的なトレーニングで相対的な筋肥大・筋力向上が期待できます。WHO 2020ガイドラインは全年代に対し週2日以上の筋力強化活動を推奨しており、40代以降はサルコペニア進行リスクが高まるため、筋トレはむしろ医学的に推奨される介入です。
Pontzer et al.(2021, Science、DOI: 10.1126/science.abe5017、n=6,421、29カ国)のDouble Labeled Water法による大規模研究では、体組成(除脂肪量)を補正した総エネルギー消費は20-60歳の間で安定しており、本格的な低下は60歳以降であることが示されました。つまり40代で「太りやすくなった」と感じるのは、代謝そのものの低下ではなく、主に筋肉量の減少と活動量の低下が原因です。これは「筋肉を増やし、活動量を上げれば、40代でも代謝レベルを保てる」という希望のメッセージでもあります。
中高年では「アナボリックレジスタンス」(同量のタンパク質でも筋合成反応が鈍化する現象)が起こります。Moore et al.(2015, J Gerontol A Biol Sci Med Sci)では、総体重あたりの筋合成最大化に必要な1食のタンパク質量が若年者の約0.24 g/kgに対し高齢者では約0.40 g/kgとされました(体重70kgで約28-30g/食)。1日推奨量も、健康成人の0.8 g/kg/日に対し、筋肉維持を目的とする中高年は1.6-2.2 g/kg/日が目安です。ロイシン含有量にも注意が必要で、1食2.5g以上が推奨されています。
週2-3回が目安です。うつ症状を対象にしたChang et al.(2025 Frontiers in Psychology)のメタ分析では、うつ症状への効果は週<3回(SMD=-0.90)と週≥3回(SMD=-0.94)で統計的差がありませんでした。40代は20代と比較して筋肉の回復に時間が必要なため、回復を確保しながら継続することが重要です。WHO 2020ガイドラインも週2日以上を推奨しています。
①十分なウォーミングアップ(動的ストレッチ5-10分)、②無理のない負荷設定(60-85% 1RMの範囲)、③十分な回復時間の確保(週2-3回)、④関節に負担をかけすぎないフォーム、⑤体を温めてから動くなどのコンディショニング、⑥アナボリックレジスタンス対策のタンパク質摂取(1.6-2.2 g/kg/日、1食0.40 g/kg以上)、⑦質の良い睡眠(7-9時間)。Disport Worldでは、体を測ったうえで、これらを総合的に管理します。
主な原因は、①テストステロンの加齢による低下、②運動量の減少、③アナボリックレジスタンス(筋合成閾値の上昇:0.24→0.40 g/kg/食)、④タンパク質摂取不足、⑤回復不足の蓄積です。これらが組み合わさり、加齢に伴うサルコペニア(筋肉量・筋力の進行性低下)を加速させます。WHO 2020や厚生労働省の身体活動ガイドも、特に中高年の筋力強化活動を推奨しています。レジスタンストレーニング+適切な栄養で、進行を大幅に遅らせる、あるいは取り戻すことが可能です。
極端な食事制限を避けることです。Pontzer 2021が示す通り、代謝は除脂肪量に比例します。急激なカロリー制限は筋肉を減らし、代謝を低下させ、リバウンドの原因になります。十分なタンパク質(1.6-2.2 g/kg/日、1食0.40 g/kg以上)を確保しながら、レジスタンストレーニングで筋肉量を維持・増加させ、緩やかに脂肪を落としていくアプローチが科学的に最も効果的です。月1-2kgの減量が現実的な目標です。
INDIBA®(EDNA PRO MAX)はスペイン発の、0.448MHz(448kHz)の業務用高周波温熱機器です。体を深部から温め、トレーニング後のコンディショニングをサポートします。Disport Worldでは、トレーニング後のケアや、体を温めてから動き始めたい日の準備として使っています。体感には個人差があり、痩身・美容・健康上の効果をお約束するものではありません。
はい、科学的な根拠があります。Chang et al.(2025, Frontiers in Psychology, DOI: 10.3389/fpsyg.2025.1655855)の系統的レビュー&メタ分析では、レジスタンストレーニングがうつ症状を有意に改善(プールSMD = -0.94、95% CI: -1.16 to -0.72, p < 0.001、29 RCT・N=2,036)することが示されました。これは大きな効果量で、一般的な抗うつ介入と比べても遜色ありません。多忙な40代にとって、筋トレは体だけでなくメンタルへの投資にもなります。
Disport Worldではこうした方こそ丁寧なサポートが活きると考えます。岡本はJSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)を保有し、ケガの予防と安全管理の視点でトレーニングを設計します。初回の身体機能チェックで関節可動域・動作パターンを詳細に把握し、既往歴・関節痛を考慮した個別プログラムを設計。無理のない負荷から始め、様子を確かめながら進めます。事前に医師の許可があれば、より安心です。
体験セッションのご案内
「40代からの体づくりを科学的に始めたい」「自分の身体機能を客観的に把握したい」「年齢に合わせたプログラムを知りたい」——そんな方には、Disport Worldの90分体験セッションを推奨する。身体機能チェック+体組成測定+個別プログラム提案を含む充実した内容となっている。
① 問診(運動歴、目標、生活習慣、既往歴、ストレスレベル)
② 身体機能チェック(姿勢・関節の動く範囲・筋力の左右差・動きのくせ)
③ 姿勢・可動域のチェック(TPIの16項目評価は別メニューのTPIフィジカルアセスメント(90分¥19,800・税込・入会不要))
④ 体組成測定(InBody等)——除脂肪量・体脂肪率の把握
⑤ 基礎筋力測定
⑥ アナボリックレジスタンス対策の個別タンパク質設計
⑦ 12週間個別プログラム提案
⑧ INDIBA®(EDNA PRO MAX)との組み合わせ(ご希望の方)
⑨ 自宅で実施できる優先エクササイズ指導
体験セッションの予約方法
ご予約・ご相談はLINE・Webフォーム・お電話で。電話は接客中で出られないことがあるため、LINEかWebフォームがおすすめです。トレーニング体験 通常¥15,000(毎月1日から数えて先着3名さまは¥7,500)、約90分です。担当は基本的に代表の岡本です(ほかのトレーナーが担当することもあります)。
40代からの体づくりを、科学から始める
身体機能チェック・体組成測定・個別プログラム提案を含む90分。まずはご自身の「現在地」を確認してください。
- Pontzer H, Yamada Y, Sagayama H, et al. Daily energy expenditure through the human life course. Science. 2021;373(6556):808-812. doi:10.1126/science.abe5017
- Moore DR, Churchward-Venne TA, Witard O, et al. Protein ingestion to stimulate myofibrillar protein synthesis requires greater relative protein intake in healthy older versus younger men. J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2015;70(1):57-62. doi:10.1093/gerona/glu103
- Chang Y, Wang H, Zhang X, Shan S, Liu H. Resistance training for depression: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Front Psychol. 2025;16:1655855. doi:10.3389/fpsyg.2025.1655855
- World Health Organization. WHO guidelines on physical activity and sedentary behaviour. Geneva: WHO; 2020.

