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GQ WORKOUT / 中級編

プライオメトリクスとは?
——伸張反射を使い、今ある筋力を素早く最大限に出す4つのジャンプ

筋トレで力はついたのに、動きが速くならない。GQ WORKOUT中級編第5話のテーマは、伸張反射を使って今ある筋力を素早く出すプライオメトリクスです。動画の4種目のポイントと、安全に始める条件を解説します。

GQ JAPAN公式YouTube「GQ WORKOUT」中級編 第5話(2018年7月2日公開・5分49秒)。トレーナー:岡本隼人(Disport World代表)。YouTubeで見る

2026.09.30 読了 約14分

第5話は、これまでのトレーニングでつけてきた筋肉を、もっと速く動かせるようにする回です。動画では、出演者の福本さん(テロップ表記 SACHIKO FUKUMOTO)とともに、片脚で跳んで止まる2種目と、両脚で素早く跳び続ける2種目を実演しています。この記事では、4種目のポイントに加えて、伸張反射の基礎知識、ひざ・腰・アキレス腱を守るための注意点、自宅とジムでの進め方までまとめます。

この記事は、GQ JAPAN公式YouTube『GQ WORKOUT』で全話の指導・監修を担当した、六本木の完全個室パーソナルジム Disport World 代表の岡本隼人(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)が、動画の内容をもとに書いています。岡本隼人のプロフィールとGQ WORKOUT全14話 →

この記事の要点

・第5話のテーマはプライオメトリクス。動画では、伸張反射を利用して、今ある筋力をできるだけ素早く、強く、最大限に発揮できるようにするトレーニングと説明している
・回数を増やす方向ではなく、今ある筋肉を速く使えるようになることと、力を出す速さを上げることを効果として挙げている
・実演は4種目。片脚で前・横に跳んで止まる2種目と、両脚で前後・横に素早く跳び続ける2種目
・ジャンプの着地では、ひざ・腰・アキレス腱に大きな力がかかる。動画も止まる2種目から速く跳ぶ2種目へ進む。練習でも、止まれるようになってから速く跳ぶのが安全な進め方
・まず今の身体で、片脚で止まれるか、速く動いても軸がぶれないかを確かめてから始める

この回で岡本が伝えていることは?

今の筋力を、できるだけ速く、強く出せるようにすること。これが第5話の中心です。動画では、プライオメトリクス・トレーニングを、伸ばされた筋肉が反射的に縮もうとする伸張反射を利用して、今ある筋力をできるだけ素早く、強く、最大限に発揮できるようにするトレーニングだと説明しています。

この回ではまず、これまでつけてきた筋肉を、もっと速く動かせるようにするのがねらいだと話しています。続けて挙げているのが、回数を増やす方向の限界です。前半のシリーズである入門編(中級編では初級編とも呼ばれています)に触れながら、ジャンプが30回、50回とできるようになっても、長い回数をこなせる状態では筋力そのものはあまり上がってこない、と説明しています。そのうえで、筋肉を鍛えればより大きな力が出せ、速く動けるようになると続けます。効果として挙げているのは、今持っている筋肉を速く使えるようになることと、力を出す速さ(力の発揮速度)を上げることです。

種目の説明でも、強調しているのは速さです。両脚で前後に跳ぶ種目では、できるだけ速く体を動かそうとすると、とてもたくさんの筋肉を使うこと、そして速く筋肉を使うことを覚えると、反応の速さなど体を使う機能が上がることを伝えています。福本さんも「意外と難しいですよね」と話すように、小さなジャンプでも、速さと安定を同時に求めると難しくなります。

動画で実演している4種目とフォームのポイント

実演は4種目で、前半2つは片脚で跳んで止まる練習、後半2つは両脚で速く跳び続ける練習です。動画が伝えるポイントは、止まる瞬間にぐらつかないことと、軸をぶらさずにできるだけ速く動くことです。

時刻内容ポイント
2:26〜2:48#01 SL Jump Linear(片脚で前へ跳び、片脚で着地して止まる)走る・跳ぶと同じくらい、止まる動作が大切。体重の乗った動きをピタリと止めるには、瞬間的な筋肉の収縮による大きな力とバランスが要る
3:12〜3:36#02 Single-leg Lateral Jumps(片脚で横へ跳び、片脚で着地して止まる)止まる動作を、力のかかる方向を変えて行う。止まった瞬間に体がぐらつかないように。安定して止まれると、連続した動作も力強くスムーズになる
3:44〜4:40#03 Two-leg FW/BK Jumps(両脚で前後に小さく、素早く跳び続ける)下半身の筋肉の伸び縮みを、できるだけ速く連続させて伸張反射の働きを高める。ダッシュやジャンプに求められる瞬発力につながる。足を引きずらない
4:48〜5:12#04 Two-leg Lateral Jumps(床に1本の線があるつもりで、両脚で横に跳び越え続ける)#03を横方向で。体をひねったり軸がぶれたりしないよう、安定した姿勢のままできるだけ速く。お尻を落とさない、足をひねらない、お尻を上げて前傾する

前半の2種目(片脚で止まる):動画は、跳ぶことより先に止まることを見せています。片脚で着地した瞬間、股関節・ひざ・足首は曲がりながら体重を受け止め、そこで動きを止めなければなりません。このとき筋肉は、伸ばされながら力を出しています。この力が出せないと、体はひざを内側に入れたり、上半身を傾けたりして帳尻を合わせます。#02は、同じ止まる動作を横方向で行います。前後の止まり方を練習するだけでは、横からかかる力への備えは身につきにくいため、方向を変えて練習する意味があります。

後半の2種目(両脚で速く跳ぶ):こちらは止まらずに、床についた瞬間に跳び返す練習です。ねらいは、筋肉が伸ばされてから縮むまでの切り返しを速くすること。高く跳ぶ必要はありません。#03では「引きずらない」と声をかけています。床についた足をすぐに離せるかどうかが、この種目の要になります。#04の声かけは、どれも姿勢と体の向きに関するものです。速く動こうとするほど、お尻が落ちたり足がねじれたりしやすくなります。

なぜ必要なのか?体づくりで求められる「速く出す力」と「止まる力」

筋力があることと、その力を短い時間で出せることは、別の能力だからです。日常でもスポーツでも、力を出せる時間は短く、止まる瞬間にも大きな力が要ります。体づくりで求められているのは、つけた筋力を速さと安定に変えることです。

筋トレで重りを挙げるとき、力は時間をかけて出せます。一方、走る、跳ぶ、切り返す、つまずいて踏みとどまるといった動作では、足が地面についている時間は短く、その間に力を出し切らなければなりません。動画が効果として挙げている力の発揮速度は、この短い時間でどれだけ力を立ち上げられるかを表す能力です。

効果について、一次資料を1つ挙げます。Markovic(2007)のメタ分析は、健康な人を対象にプライオメトリクスの効果を調べた26件の研究をまとめ、反動をつけた垂直跳び(カウンタームーブメントジャンプ)の高さが平均8.7%、反動をつけないスクワットジャンプで平均4.7%高くなったと報告しています。数%の差は小さく見えますが、論文は統計的にも実用上も意味のある改善だと結論づけています。ただし対象は健康な人で、ひざや腰に痛みを抱える人を想定した結果ではありません。

もう1つ、この回が示しているのは止まる力の大切さです。高校のサッカー・バレーボール・バスケットボールの選手を追った前向き研究(Hewettら、1999)では、シーズン前にジャンプを中心とした神経筋トレーニングを受けた女子選手366名は、受けなかった女子選手463名に比べて重いひざのケガが少なく、1,000回の練習・試合あたり0.12件対0.43件でした。無作為に分けた比較ではないため、この差をそのまま効果とは言い切れませんが、着地と止まり方を練習する意味を考える材料になります。

First Trial — 90 min
片脚で止まれるか。跳ぶ前に、今の身体を確かめる90分

カウンセリング・身体機能のチェック・トレーニングを90分で体験し、評価結果はその場でご説明します。体験後にその場で入会を決めていただく必要はありません。

LINEで体験を予約する
通常¥15,000 → 毎月先着3名さま半額¥7,500(税込)|完全個室|六本木駅5番出口徒歩4分

伸張反射とは?プライオメトリクスの基礎知識

伸張反射は、筋肉が急に伸ばされたときに、その筋肉が反射的に縮もうとする働きです。プライオメトリクスは、この反射と、筋肉や腱が伸ばされてすぐに縮む一連の動き(伸張-短縮サイクル)を使って、短い時間で大きな力を出す練習です。

用語意味(一般論)第5話との関係
伸張反射筋肉の中にある筋紡錘というセンサーが急な伸びを感じ取り、同じ筋肉を反射的に縮ませる働き動画で紹介している定義の中心
伸張-短縮サイクル(SSC)筋肉と腱が伸ばされた直後に縮む一連の動き。走る、跳ぶなど多くの動作に含まれる#03・#04の、床についた瞬間に跳び返す連続ジャンプ
伸ばされながら力を出す局面着地で体重を受け止め、ブレーキをかける局面。筋肉は伸ばされながら力を出す#01・#02の、跳んで止まる動作
切り返し伸ばされる局面から縮む局面へ移るつなぎ目。ここが長いと、反射と弾みを生かしにくい#03・#04で、床についた足をすぐに離す動き
力の発揮速度力をどれだけ速く立ち上げられるか。最大の筋力とは別の能力として扱われる動画で効果として挙げている点

伸張-短縮サイクルの仕組みについては、Komi(2000)の総説が基本的な資料です。体の中で直接力を測る方法を使った研究をまとめ、伸張-短縮サイクルを含む動きでは、反動を使わずに縮むだけの動きに比べて、同じ縮む速さでより大きな力が出ることを示しています。ホッピングや走る動作の切り返しでは、素早く起こる伸張反射が力を生むのに大きく貢献している、とも述べています。

同じ総説は、疲労の影響にも触れています。ほどほどの疲労では反射がわずかに高まることもある一方、疲れ切るまで繰り返すと反射の寄与は大きく落ち、筋肉には一時的な損傷が起こり、その回復には長い時間がかかると述べています。プライオメトリクスを回数で追い込まない理由の1つです。動画で、30回、50回とできるようになる方向ではなく、速さを上げる方向を示しているのとも重なります。

よくある間違い——ひざ・腰・アキレス腱に負担が集まる5つの形

ジャンプ系の種目でよくある間違いは、着地でひざが内側に入る、かかとから落ちて音が大きい、回数で追い込む、体がねじれてお尻が落ちる、止まれないうちに連続ジャンプへ進む、の5つです。どれも、着地の衝撃をひざ・腰・アキレス腱のどこか1か所に集めてしまいます。

①

着地でひざが内側に入る

片脚で止まるとき、ひざがつま先より内側に入ると、ひざを内側へ倒す力とねじる力が同時にかかります。正面からスマートフォンで着地を撮ると、自分でも確かめられます。

②

かかとから落ちて、着地の音が大きい

着地の音は、衝撃を筋肉で受け止められているかの目安になります。足裏で静かに着き、股関節とひざを曲げて受け止めます。#03でも、かかとを床に打ちつけないのが基本です。

③

回数で追い込む

息が上がるまで続けると、速さが落ち、形も崩れます。伸張反射の働きは、疲れ切ると大きく落ちます(Komi, 2000)。1セットは速さが保てる短い時間で区切り、十分に休んでから次へ移ります。

④

体がねじれる、お尻が落ちる

お尻が落ちたり足をひねったりすると、横へ速く跳び続けにくくなります。体がねじれたまま跳び続けると、腰への負担も増えます。お尻を少し上げて前傾し、胸とおへそを正面に向けたまま跳びます。

⑤

止まれないうちに連続ジャンプから始める

動画の並びは、止まる2種目のあとに速く跳ぶ2種目です。片脚でぐらつかずに止まれない段階で連続ジャンプを始めると、着地のたびに崩れた形を繰り返すことになります。

着地では、立っているときよりずっと大きな力がひざ・足首・アキレス腱・腰にかかり、ひざのお皿の下、アキレス腱、かかとは痛みが出やすい場所です。痛みを我慢して続けず、下の目安で受診を考えてください。これまでトレーニングで体を痛めた経験がある方は、パーソナルジムで怪我をした経験がある人へも参考にしてください。

※本記事の種目は運動の一般的な紹介であり、医学的な診断ではありません。ジャンプのあとや翌朝に、ひざのお皿の下・アキレス腱・かかとの痛みが続く、腫れや熱っぽさがある場合は、ジャンプ系の運動を止めて整形外科を受診してください。着地の瞬間に、ふくらはぎやかかとの上を後ろから蹴られたような感覚や音があり、つま先立ちがしにくくなった場合は、すぐに医療機関を受診してください。腰の痛みに脚のしびれを伴う方、骨粗しょう症と言われている方、成長期にひざの下やかかとが痛む方、心臓や血圧の持病がある方、治療中の方は、始める前に医師に相談してください。

自宅とジムでの進め方

自宅でもジムでも、片脚で安定して立てることを確かめ、止まる練習から始め、止まれるようになってから速く跳ぶ練習へ進みます。高さや距離は小さく、量は少なく、疲れていないときに行います。

①

跳ぶ前の条件を確かめる

片脚で立って、ぐらつかずに保てるか。両脚でしゃがんで立つとき、ひざが内側に入らないか。ここが不安定なら、ジャンプの前にこの2つから整えます。

②

止まる練習(#01・#02)

まずは両脚で小さく前へ跳んで止まるところから。慣れたら動画の#01のように片脚で前へ、次に#02のように片脚で横へ。着地した姿勢のまま、ぐらつかずに止まれるかを確かめます。

③

速く跳ぶ練習(#03・#04)

床に1本の線があるつもりで、両脚で前後、次に横へ小さく速く跳びます。高く跳ぶ必要はありません。速さが落ちる、お尻が落ちる、足がねじれる、のどれかが出たら、そのセットは終わりです。

④

量と翌日の状態を管理する

疲れていない状態で、トレーニングの前半に行います。1回の量は少なめにし、翌日以降にひざやかかとの痛みが残るなら量を減らすか、止まる練習に戻ります。

自宅では、滑りにくく硬すぎない床で、周りに家具や角のある物がない場所を選びます。動画の福本さんは裸足で跳んでいますが、慣れないうちは足に合った滑りにくい運動靴で始めると安心です。集合住宅では、階下への音と振動にも気を配ってください。

Caution

ひざ・腰・足首・アキレス腱に痛みや違和感がある日は、ジャンプ系の種目は行わないでください。行っている最中に痛みが出たら、その場で中止します。体重が重めの方や、運動から長く離れていた方は、まず両脚で小さく跳んで止まるところまでにとどめてください。高齢の方やバランスに不安がある方は、壁や手すりのそばなど、転倒しない環境を整えてから行います。

年代・目的による調整は?

やることの順番は同じでも、年代と目的によって、どこまで進むかが変わります。下の表は一般的な目安で、実際には今の体の状態で決まります。

対象始め方の目安注意したいこと
20〜30代・スポーツをしている止まる2種目で安定を確かめてから、#03・#04まで疲れていない時間帯に、量は少なく。練習量が多い時期に重ねすぎない
40〜50代・運動を再開した両脚で小さく跳んで止まる、から。#01・#02の止まる練習を中心に着地の音と、翌朝のひざ・かかとの状態を確かめる
60代以上片脚立ちや段差の上り下りなど、跳ばない練習で安定を確かめてから医師と相談し、転倒しない環境で。筋力・バランスなど多要素な運動を週3日以上(厚生労働省のガイド)
小学生・中学生遊びの中で跳ぶ・止まるを経験する。回数を競わせない成長期のひざの下やかかとの痛みは我慢させず、受診を考える
ゴルフ・野球など回旋するスポーツ地面を速く押して止まる力を土台に、回旋の練習へつなげる競技の練習量が多い日には重ねない

60代以上について、一次資料を1つ挙げます。Vetrovskyら(2019)のシステマティックレビューは、60歳以上を対象にしたプライオメトリクスの無作為化試験12件(参加者289名、各群の平均年齢58.4〜79.4歳)をまとめ、けがや有害事象が増えたと報告した研究はなく、実行可能で安全な選択肢になりうると結論づけています。ただし、研究の参加者は条件を満たした人に限られます。持病がある方や、長く運動から離れている方は、跳ばない練習から始めてください。厚生労働省のガイドも、身体機能が低下している高齢者には、安全に配慮し転倒などに注意するよう求めています。

年齢とパワーの関係は50代で飛距離が落ちた原因は?に、子どもの跳ぶ・走る力の測り方はジュニアアスリートの体力測定に、回旋するスポーツへのつなげ方は回旋パワーを作る5種目に、それぞれ詳しく書いています。

現場で見えていること

撮影は当店とは別の施設で、2018年当時の動画です。今の当店では、ジャンプ系の種目を選ぶ前に身体評価を行う点が大きく違います。一方で、安定して止まれることが、速く連続した動きの土台になるという考え方は今も同じです。

体験(90分)では、カウンセリングで目標や生活習慣をお聞きし、目的に応じた身体機能のチェックを行って、結果をその場でご説明してからトレーニングに進みます(流れは体験トレーニングのご案内)。ひざや腰に痛みがある方は痛みの出ない範囲から進め、痛みが強い場合や原因が分からない場合は、先に医療機関の受診をおすすめしています。ジャンプを入れるかどうかも、評価の結果で決めます。

現場でよく見かけるのは、筋トレで扱う重さは十分なのに、片脚で着地すると止まりきれず、ひざが内側に入ったり上半身が傾いたりする形です。反対に、止まることはできても、速く跳ぼうとした途端に体がねじれる方もいます。どちらも本人の感覚では気づきにくく、正面や横から見て初めて分かります。動きの質を決まった動作で確かめる考え方は、FMS(機能的動作スクリーニング)とはで詳しく書いています。跳ぶ練習を足す前に、まず今の身体を測ることをすすめているのは、このためです。

よくある質問

プライオメトリクスとは何ですか?

伸ばされた筋肉が反射的に縮もうとする伸張反射を使って、今ある筋力をできるだけ素早く、強く出せるようにするトレーニングです。GQ WORKOUT中級編第5話では、片脚で跳んで止まる2種目と、両脚で素早く跳び続ける2種目を実演しています。

プライオメトリクスと筋トレの違いは何ですか?

筋トレは出せる力の大きさを高め、プライオメトリクスはその力を短い時間で出す速さを高める練習です。GQ WORKOUT中級編第5話でも、筋力をつけたうえで、その筋肉を速く使う練習として位置づけています。順番としては、筋力と止まる力が先です。

ジャンプトレーニングでひざを痛めないためには?

着地でひざを内側に入れないこと、音を立てずに静かに着くこと、疲れるまで回数を重ねないことが基本です。痛みが出たら中止し、ひざのお皿の下やアキレス腱の痛みが続く場合は整形外科を受診してください。

自宅でプライオメトリクスをしてもいいですか?

滑りにくい床で、周りに物がない場所なら、小さなジャンプから始められます。まず両脚で小さく跳んで止まる練習から入り、片脚で止まれるようになってから、前後や横に速く跳ぶ練習へ進みます。

40代・50代からプライオメトリクスを始めても大丈夫ですか?

始められますが、跳ぶ前に片脚立ちとしゃがむ動作で安定を確かめ、止まる練習から入ることが前提です。60歳以上を対象にした研究のまとめでも、条件を満たした参加者では、けがや有害事象が増えたという報告はありませんでした。持病がある方は、先に医師に相談してください。

体験のご案内

跳ぶ練習を足す前に、まず今の身体で、片脚で止まれるか、速く動いても軸がぶれないかを確かめてください。体験トレーニングでは、身体機能のチェックの結果に基づいてトレーニングを組み、動画の種目についてのご質問にもお答えします。担当する岡本の経歴はスタッフ紹介で。

First Trial

最初の90分で、
速く動くための土台を評価します

体験は基本的に代表の岡本隼人が担当します。日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)、TPI認定(Fitness 2/Power 2)として、姿勢・可動域・動作を評価し、結果はその場で全て開示します。体験後に入会を決めていただく必要はなく、無理な勧誘はいたしません。

¥15,000¥7,50090分・税込・毎月先着3名

先着枠は毎月1日起算、定員後は通常¥15,000です。

完全個室 | 六本木駅5番出口徒歩4分 | 体験の流れを見る

主な参考(タップで開く)
  1. GQ JAPAN. GQ WORKOUT 中級編 第5話「持てるパワーを最速で最大限に発揮!プライオメトリクスのススメ」. GQ JAPAN公式YouTube, 2018年7月2日公開(5分49秒). https://www.youtube.com/watch?v=jWjXerYiXvE
  2. Komi PV. Stretch-shortening cycle: a powerful model to study normal and fatigued muscle. J Biomech. 2000;33(10):1197-1206.
  3. Markovic G. Does plyometric training improve vertical jump height? A meta-analytical review. Br J Sports Med. 2007;41(6):349-355.(26件の研究のメタ分析・健康な人が対象)
  4. Hewett TE, Lindenfeld TN, Riccobene JV, Noyes FR. The effect of neuromuscular training on the incidence of knee injury in female athletes. A prospective study. Am J Sports Med. 1999;27(6):699-706.(高校のサッカー・バレーボール・バスケットボール選手1,263名)
  5. Vetrovsky T, Steffl M, Stastny P, Tufano JJ. The efficacy and safety of lower-limb plyometric training in older adults: a systematic review. Sports Med. 2019;49(1):113-131.(12件の研究・289名)
  6. 厚生労働省. 健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023(令和6年1月). 推奨事項 高齢者版.
岡本隼人
岡本 隼人
Disport World 代表トレーナー
JSPO-AT TPI Certified NASM-PES FMS SFMA

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)。TPIのFitness 2/Power 2プログラムを修了・認定(TPI Certified Fitness 2 / Power 2)。NASM-PES。FMS/SFMA。INDIBA®ベーシックコース修了(INDIBA Japan)。2002年から指導、のべ指導実績40,000人以上。自身のゴルフはヘッドスピード54m/s・ボール初速78m/s(FlightScope計測・自己最速)。2022年から世田谷区・船橋フェニックスで学年チームの監督を務め、2026年は6年生チームで全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント)第3位。Disport World(六本木3-15-21 鶯ビルB1)代表。