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木製のティーに載ったゴルフボールと夕方の芝。ゴルフフィットネスで使う言葉をまとめた用語集
Golf Fitness / Glossary

ゴルフフィットネス用語集
——基本の言葉・スイングの特徴・TPIの身体評価16項目

「アーリーエクステンションとは?」「捻転差とは?」。ゴルフフィットネスで使う言葉を、基本の言葉、スイングの特徴、TPIの身体評価16項目の3つに分け、1〜2文で定義しました。

2026.10.24 読了 約20分

ゴルフフィットネス用語集は、ゴルフフィットネス(スイングを支える体を、身体評価・トレーニング・コンディショニングで整えること)で使う言葉を、基本の言葉、スイングの特徴、TPIの身体評価16項目の3つに分け、1〜2文で定義した一覧です。調べたい言葉の見出し「〇〇とは?」のすぐ下に定義があり、スイングの特徴には、つながりやすい体の制限と解説記事を、16項目には各テストの解説ページを添えています。

この用語集は、六本木の完全個室パーソナルジム Disport World で、TPI認定(Fitness 2/Golf 2/Junior 2/Power 2)と日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)の資格を持つ代表の岡本隼人が、ゴルファーの体を測ってきた経験と、TPI公式サイトの説明をもとにまとめています。ゴルフフィットネスとは(3本柱とジムの選び方)→

①

基本の言葉(10語)

ゴルフフィットネス、3本柱、トレーニングの順番と、体の側を表す可動域・安定性・パワーなど7語。基本の言葉へ

②

スイングの特徴(14語)

レッスンで言われる動きの名前と、つながりやすい体の制限。16項目との対応表つき。スイングの特徴へ

③

TPIの身体評価16項目

それぞれのテストが何を見るか。テストごとの解説ページへ進めます。16項目へ

この記事でお伝えすること

・スイングの特徴の「つながりやすい体の制限」は、TPI公式の説明をもとにした、制限が隠れている可能性がある場所です。診断ではありません
・スイングの特徴と、16項目のどのテストで確かめるかの対応は、1つの表にまとめています
・左右は右打ちの場合で書いています(リード側=ターゲット側の左、トレイル側=右)

ゴルフフィットネスの基本の言葉には、何がありますか?

ゴルフフィットネスそのものと、3本柱、トレーニングの順番、そして体の側を表す可動域・安定性・パワー・地面反力・捻転差・胸椎の回旋・股関節の回旋の10語です。スイングの特徴やテストの説明は、どれもこの10語の組み合わせで書かれています。

ゴルフフィットネス3本柱トレーニングの順番可動域安定性パワー地面反力捻転差胸椎の回旋股関節の回旋

ゴルフフィットネスとは?

ゴルフフィットネス(Golf Fitness)とは、スイングの技術ではなく、スイングを支える体の側を、身体評価・トレーニング・コンディショニングの3つで整える、ゴルファーのフィジカルトレーニングのことです。スイングの形を教えるゴルフレッスンとは役割が違い、両方を併用するものです。

ゴルフフィットネスとは——3本柱とジムの選び方を読む→

ゴルフフィットネスの3本柱とは?

ゴルフフィットネスの3本柱とは、体を測る「身体評価」、測った結果の順に鍛える「トレーニング」、練習やラウンドの合間に体を整える「コンディショニング」の3つのことです。3つは別々のメニューではなく、測って鍛え、同じ項目で測り直して確かめる、1つの流れです。

3本柱の中身を読む→

トレーニングの順番とは?

トレーニングの順番とは、ゴルフの体づくりを「可動域と安定性 → 筋力 → スピード」の順に積み上げる考え方です。動ける範囲と支える土台を先につくり、筋力をつけてから、その力を速さにつなげます。

この順番にする理由を読む→

可動域とは?

可動域(Range of Motion)とは、関節が動く範囲のことで、その範囲で体を動かせる力は可動性(モビリティ)とも呼ばれます。ゴルフでは、股関節や胸椎の回旋の可動域が足りないと、足りない分を別の関節が肩代わりしやすくなります。

体づくりの基礎(可動性と安定性)を読む→

安定性とは?

安定性(Stability)とは、動ける範囲の中で、筋肉をコントロールして体を支える力のことです。ゴルフでは、片脚で立つ安定や、お尻の筋肉(臀筋)と体幹で骨盤と背骨の角度を保つ力を指すことが多い言葉です。

体づくりの基礎(可動性と安定性)を読む→

パワーとは?

パワー(Power)とは、力を速く出す能力のことです。ゴルフでは地面を一気に押す力や体をすばやく回す力を指し、研究では、ジャンプの力積(地面を押す力×時間)がヘッドスピードと最も強く関連していました(Brennan ら、2024)。

ゴルフのトレーニングは何から?(体づくり5段階)を読む→

地面反力とは?

地面反力(Ground Reaction Force)とは、足で地面を押したときに、地面から返ってくる力のことです。スイングでは、下半身で地面を押して返ってきた力を、体の回旋とクラブの速さにつなげます。

ゴルフの地面反力の解説を読む→

捻転差とは?

捻転差(X-Factor)とは、トップ・オブ・スイングでの、肩の回転角と骨盤の回転角の差のことです。上半身と下半身を分けて回す力(分離)が土台になり、胸椎や股関節が回りにくいと作りにくくなりやすい、と私たちは考えています。

ゴルフの捻転差(X-Factor)の解説を読む→

胸椎の回旋とは?

胸椎の回旋(Thoracic Rotation)とは、胸の背骨(胸椎)を軸に、胸と肩を回す動きのことです。体幹の回旋は本来胸椎で起きる動きで、ここが回りにくいと、腰(腰椎)など回すべきでない所で回そうとしやすくなります。

ゴルフの胸椎の回し方を読む→

股関節の回旋とは?

股関節の回旋(Hip Rotation)とは、脚の付け根の関節(股関節)を内側にひねる内旋と、外側にひねる外旋のことです。TPIは、バックスイングではトレイル側の、ダウンスイングではリード側の股関節の内旋を、横に流れずに回るために欠かせない動きとしています。

ゴルフの股関節の使い方を読む→

スイングの特徴(スイング特性)を表す言葉には、何がありますか?

レッスンで言われる「伸び上がる」「横に流れる」「外から下りる」といった動きの名前で、ここでは14語を挙げます。TPI(ゴルファーの身体評価を教える米国の Titleist Performance Institute)は、スイングのくせを「エラー」ではなく「スイング特性」と呼びます。その形のままでもよいゴルフをする人はいる一方で、スイングの効率を下げやすい、という考え方からです(一般には「スイングエラー」とも呼ばれます)。

定義と「つながりやすい体の制限」は、TPI公式サイトの各スイング特性のページの説明と、私たちの評価システムの解説をもとに要約したものです。何度も出てくる「上半身と下半身の分離」は、骨盤を止めたまま胸を回す、胸を止めたまま骨盤を回す、という2つを分けて動かせるかのことで、TPIは、分離が足りない原因として、背骨の動きの少なさと広背筋の短さを挙げています。

SポスチャーCポスチャーロスオブポスチャーフラットショルダープレーンアーリーエクステンションオーバーザトップスウェースライドリバーススパインアングルハンギングバックキャスティングチキンウィングフライングエルボーフェースコントロール不良

Sポスチャーとは?

Sポスチャー(S-Posture)とは、アドレスで骨盤が前に傾きすぎ、腰の反りが強くなった構えのことです。腹筋が働きにくくなり、バックスイングでロスオブポスチャーやリバーススパインアングルにつながることがあります。

つながりやすい体の制限股関節の前側と腰の筋肉の硬さに、腹筋と臀筋の弱さが重なった状態(ロワークロスシンドローム)。股関節から曲げる構え方が身についていないことも原因になることがあります。
CポスチャーとSポスチャーの直し方を読む→

Cポスチャーとは?

Cポスチャー(C-Posture)とは、アドレスで肩が前に丸まり、胸の背骨(胸椎)を中心に背中が丸くなった構えのことです。胸椎が回りにくくなるため、肩の回転が浅くなりやすい構えです。

つながりやすい体の制限胸椎を反らす動き(伸展)の制限、胸や肩まわりの筋肉の硬さと肩甲骨まわりの筋肉の弱さ(アッパークロスシンドローム)、肩甲骨と体幹の安定の不足。
CポスチャーとSポスチャーの直し方を読む→

ロスオブポスチャーとは?

ロスオブポスチャー(Loss of Posture)とは、スイングの途中で、アドレスで作った前傾の角度や体の角度が大きく変わることです。起き上がる形も前傾が深くなる形も含み、タイミングとバランスが崩れて、右へ押し出す球と左へのひっかけの両方が出やすくなります。

つながりやすい体の制限深くしゃがむ・股関節から曲げる動きの制限、上半身と下半身の分離(背骨の動き・広背筋の長さ)、体幹(腹筋と臀筋)の安定、股関節と肩の柔軟性。
ロスオブポスチャーの直し方を読む→

フラットショルダープレーンとは?

フラットショルダープレーン(Flat Shoulder Plane)とは、バックスイングで肩が、前傾した背骨の角度に対して垂直ではなく、より水平に回ることです。ダウンスイングで体や手先による調整が必要になり、当たりが安定しにくくなります。

つながりやすい体の制限上半身と下半身の分離(背骨の動き・広背筋の長さ)、体幹(腹筋と臀筋)の安定、股関節と肩の柔軟性。
フラットショルダープレーンの直し方を読む→

アーリーエクステンションとは?

アーリーエクステンション(Early Extension)とは、ダウンスイング中に骨盤・下半身がボールの方へ近づき、股関節と背骨が早く伸び上がってしまうスイング特性です。腕とクラブの通り道がふさがり、右へ押し出す球と左へのひっかけの両方が出やすくなります。

つながりやすい体の制限深くしゃがむ・股関節から曲げる動きの制限、リード側の股関節を軸に骨盤が回れないこと、上半身と下半身の分離(背骨と肋骨まわりの動き・広背筋の長さ)、臀筋と腹筋による骨盤の安定。
アーリーエクステンションの直し方を読む→

オーバーザトップとは?

オーバーザトップ(Over the Top)とは、切り返しで上半身を使いすぎ、クラブが本来の軌道より外側から下りてくるスイング特性です。外から内への軌道になり、フェースの向きによって、ひっかけかスライスが出ます。

つながりやすい体の制限後ろ足から前足への体重移動に必要な股関節の動き、体幹と下半身(臀筋と腹筋)の強さ、上半身と下半身を分けて動かす力。
オーバーザトップの直し方を読む→

スウェーとは?

スウェー(Sway)とは、バックスイングで下半身がターゲットと反対側へ横に流れすぎ、体重がトレイル側の足の外側へ逃げるスイング特性です。切り返しで体重を前へ移しにくくなり、力を効率よく使いにくくなります。

つながりやすい体の制限トレイル側の股関節の内旋、上半身と下半身の分離(背骨の動き・広背筋の長さ)、トレイル側の脚を横から支えるお尻の筋肉(中臀筋)の強さと安定。
スウェー・スライドの直し方を読む→

スライドとは?

スライド(Slide)とは、ダウンスイングで下半身がターゲット方向へ横に流れすぎるスイング特性です。下半身が回転の土台にならないため、上半身を加速させにくく、力とスピードを失いやすくなります。

つながりやすい体の制限リード側の股関節の内旋、上半身と下半身の分離(背骨の動き・広背筋の長さ)、リード側の脚を横から支える中臀筋の強さと安定。
スウェー・スライドの直し方を読む→

リバーススパインアングルとは?

リバーススパインアングル(Reverse Spine Angle)とは、バックスイングで上体がターゲット側へ反る、または傾きすぎるスイング特性です。切り返しを下半身から始めにくくなり、TPIは、ゴルファーの腰の痛みの主な原因の1つに挙げています。

つながりやすい体の制限上半身と下半身の分離(背骨の動き・広背筋の長さ)、トレイル側の股関節の内旋、体幹(腹筋と臀筋)の安定。構えで骨盤を前に傾けすぎること(Sポスチャー)も原因になることがあります。
リバーススパインアングルの直し方を読む→

ハンギングバックとは?

ハンギングバック(Hanging Back)とは、ダウンスイングでターゲット側への体重移動が起こらず、インパクトでもトレイル側の足に体重が残っているスイング特性です。ボールの手前を打ちやすく、ヘッドスピードを落とす大きな原因になります。

つながりやすい体の制限リード側の股関節と足首の動きの制限、体幹やリード側の脚の安定の不足、下半身のパワー不足。バックスイングでトレイル側の脚に乗れないことも原因になることがあります。
ハンギングバックの直し方を読む→

キャスティングとは?

キャスティング(Casting/Early Release)とは、ダウンスイングの早い段階で手首の角度がほどけ、クラブが早くリリースされるスイング特性で、アーリーリリースとも呼ばれます。インパクトでリード側の手首が甲側に折れてロフトが増え、飛びと当たりの安定を失いやすく、すくい打ち(スクーピング)と一緒に出やすい形です。

つながりやすい体の制限下半身の関わりの不足(股関節や足首の動きの制限、上半身と下半身の分離の不足、臀筋と腹筋の弱さ)と、手首の動きの制限(とくにトレイル側の手首を甲側へ曲げる動き)。

チキンウィングとは?

チキンウィング(Chicken Winging)とは、インパクトの前後でリード側の肘が曲がり、手首も甲側に折れて、腕が鶏の羽のような形になるスイング特性です。インパクトで腕の伸び(スイングの幅)が失われ、ヘッドスピードが落ちやすく、ロフトとスピンも増えやすくなります。

つながりやすい体の制限下半身が速さを生み出せない、または上半身へ伝えられないこと(下半身のパワーと筋力の不足)、それを腕で補おうとすること、リード側の肩を外へ回す動き(外旋)の制限。
チキンウィングの直し方を読む→

フライングエルボーとは?

フライングエルボー(Flying Elbow)とは、バックスイングのトップに向かって、トレイル側の肘が体の横から大きく離れ、後ろを指すように上がる動きのことです。TPIは必ずしもエラーではないとしており、この形でよいゴルフをする選手も多い一方で、バックスイングとダウンスイングの動きの順番が乱れやすくなることがあります。

つながりやすい体の制限トレイル側の肩の関節や肩まわりの組織の動きの制限、胸椎の動きの制限、肩甲骨の安定の不足。
フライングエルボーの直し方を読む→

フェースコントロール不良とは?

フェースコントロール不良とは、インパクトでのクラブフェースの向きを安定させられず、スライスやフックが続く状態のことで、Disport Worldの評価で使っている呼び方です。オーバーザトップなど軌道の特性と重なると、曲がりが大きくなりやすくなります。

つながりやすい体の制限前腕を内・外にひねる動き(回内・回外)や手首の動きとコントロールの不足、握力の左右差。ほかのスイング特性で乱れた軌道を、手先の操作で補い続けるくせが背景にあることもあります。

※このページの内容は運動の考え方の説明であり、医学的診断ではありません。腰・肩・股関節・肘などに、安静時や夜間も続く痛み、しびれ、力の入りにくさ、急に動かしにくくなった感覚がある方は、トレーニングの前に整形外科を受診してください。とくに、両脚のしびれ、排尿・排便の異常、発熱を伴う痛み、転倒や打撲のあとの痛みがある場合は、速やかに医療機関を受診してください。治療中の方は、主治医の許可を優先してください。私たちは診断・治療は行いません。

スイングの特徴は、16項目のどのテストで確かめますか?

下の表は、私たちの評価システムが、それぞれのスイング特性と結びつけて見ているテストの一覧です。1つの特性に複数のテストがかかわり、1つのテストが複数の特性にかかわります。研究でも、テストとスイング特性のはっきりした関連は一部の組み合わせでしか見つかっていないため(Gulgin ら、2014)、表は「どこを測るか」の地図として使い、実際は16項目の組み合わせと、スイングのお困りごとを照らして見ます。各語の「つながりやすい体の制限」はTPI公式の説明の要約のため、表のテストとすべては重なりません。

スイング特性16項目で結びつけて見るテスト
Sポスチャー01 骨盤前後傾・08 ブリッジ脚伸展・16 姿勢タイプ(C/S)
Cポスチャー01 骨盤前後傾・15 リーチ・ロール・リフト(胸椎伸展)・16 姿勢タイプ(C/S)
ロスオブポスチャー01 骨盤前後傾・04 OHディープスクワット・05 前屈・06 肩関節外旋(90/90)・07 座位体幹回旋・08 ブリッジ脚伸展・10 広背筋長・11 下半身回旋(股関節内外旋)・14 頚椎回旋・15 リーチ・ロール・リフト(胸椎伸展)
フラットショルダープレーン01 骨盤前後傾・03 胸郭回旋・06 肩関節外旋(90/90)・07 座位体幹回旋・08 ブリッジ脚伸展・10 広背筋長・11 下半身回旋(股関節内外旋)・15 リーチ・ロール・リフト(胸椎伸展)
アーリーエクステンション01 骨盤前後傾・02 骨盤回旋・04 OHディープスクワット・05 前屈・08 ブリッジ脚伸展・11 下半身回旋(股関節内外旋)・14 頚椎回旋
オーバーザトップ02 骨盤回旋・03 胸郭回旋・07 座位体幹回旋・10 広背筋長・13 前腕回内外
スウェー02 骨盤回旋・03 胸郭回旋・08 ブリッジ脚伸展・09 片脚立ち(閉眼)・11 下半身回旋(股関節内外旋)
スライド02 骨盤回旋・08 ブリッジ脚伸展・09 片脚立ち(閉眼)・11 下半身回旋(股関節内外旋)
リバーススパインアングル01 骨盤前後傾・03 胸郭回旋・10 広背筋長・11 下半身回旋(股関節内外旋)・14 頚椎回旋・15 リーチ・ロール・リフト(胸椎伸展)
ハンギングバック08 ブリッジ脚伸展・09 片脚立ち(閉眼)・11 下半身回旋(股関節内外旋)
キャスティング(アーリーリリース)12 リストヒンジ(橈屈・尺屈)・13 前腕回内外
チキンウィング06 肩関節外旋(90/90)・13 前腕回内外
フライングエルボー06 肩関節外旋(90/90)・15 リーチ・ロール・リフト(胸椎伸展)
フェースコントロール不良13 前腕回内外

テストの名前は、お渡しする評価レポートと同じです。それぞれのテストが何を見るかは次の節に、16項目の全体と評価の流れはTPIフィジカルアセスメントのページにあります。14種類のスイング特性を、症状から引く方法はスイングエラー14種の完全ガイドにまとめています。

TPI Assessment
表のテストを含む16項目を、ご自身の体で測る90分

16項目を実測し、どの体の制限がどのスイング特性と結びつきやすいかを、評価レポートとプログラムのPDFにまとめてお渡しします。

TPIフィジカルアセスメントの詳細を見る
90分 ¥19,800(税込)・単発で完結、入会不要・担当は代表の岡本隼人(TPI Certified Fitness 2 / Golf 2 / Junior 2 / Power 2)

TPIの身体評価16項目は、それぞれ何を見るテストですか?

関節の動く範囲、上半身と下半身を分けて動かす力、バランスと姿勢を、16項目で見ます。私たちの16項目は、TPI公式のスクリーニングをもとに、一部を私たちの項目で置き換え・補った構成で、TPI公式の16項目とは項目の一部と名前が異なります。それぞれを、P(基準を満たす)/L(制限あり)/F(基準に届かない)で判定します。

01 骨盤前後傾02 骨盤回旋03 胸郭回旋04 OHディープスクワット05 前屈06 肩関節外旋07 座位体幹回旋08 ブリッジ脚伸展09 片脚立ち10 広背筋長11 下半身回旋12 リストヒンジ13 前腕回内外14 頚椎回旋15 リーチ・ロール・リフト16 姿勢タイプ

骨盤前後傾テストとは?

骨盤前後傾テスト(Pelvic Tilt Test)とは、16項目の01番で、ゴルフの構えのまま、骨盤だけを前後(前傾・後傾)に、上体や脚から切り離して動かせるかを見るテストです。

骨盤前後傾テストの解説を読む→

骨盤回旋テストとは?

骨盤回旋テスト(Pelvic Rotation Test)とは、16項目の02番で、上体を止めたまま、骨盤だけを左右に回せるかを見るテストです。

骨盤回旋テストの解説を読む→

胸郭回旋テストとは?

胸郭回旋テスト(Torso Rotation Test)とは、16項目の03番で、下半身を止めたまま、上体(胸郭)だけを左右に回せるかを見るテストです。

胸郭回旋テストの解説を読む→

オーバーヘッドディープスクワットテストとは?

オーバーヘッドディープスクワットテスト(Overhead Deep Squat Test)とは、16項目の04番で、クラブを頭の上に保ったまま、かかとをつけて深くしゃがめるかで、足首・股関節・胸椎・肩の動きと体幹の安定をあわせて見るテストです。

オーバーヘッドディープスクワットテストの解説を読む→

前屈テストとは?

前屈テスト(Toe Touch Test)とは、16項目の05番で、膝を伸ばしたまま前屈して指先がつま先に届くかと、その届かせ方から、体の後ろ側の伸びやすさと前屈の動き方を見るテストです。

前屈テストの解説を読む→

肩関節外旋テスト(90/90)とは?

肩関節外旋テスト(90/90 Test)とは、16項目の06番で、肩と肘を直角にした形で、肩が外へ回る範囲と、ゴルフの前傾姿勢で肩甲骨を安定させる力を、左右で見るテストです。

肩関節外旋テスト(90/90)の解説を読む→

座位体幹回旋テストとは?

座位体幹回旋テスト(Seated Trunk Rotation Test)とは、16項目の07番で、骨盤と脚を止めて座った状態で、胸を中心とした体幹が左右にどこまで回るかを見るテストです。

座位体幹回旋テストの解説を読む→

ブリッジ脚伸展テストとは?

ブリッジ脚伸展テスト(Bridge with Leg Extension Test)とは、16項目の08番で、仰向けのブリッジから片脚を伸ばし、残った脚のお尻の筋肉(臀筋)で骨盤を水平に保てるかを見るテストです。

ブリッジ脚伸展テストの解説を読む→

片脚立ちテストとは?

片脚立ちテスト(Single Leg Balance Test)とは、16項目の09番で、片方の太ももを上げて片脚で立ち、目を閉じた状態で体を保てるかを、左右で見るテストです。

片脚立ちテストの解説を読む→

広背筋長テストとは?

広背筋長テスト(Lat Length Test)とは、16項目の10番で、腰を壁につけたまま腕を頭の上へ挙げ、腰を反らさずにどこまで上がるかで、広背筋の長さと肩・肩甲骨の動きを左右で見るテストです。

広背筋長テストの解説を読む→

下半身回旋テストとは?

下半身回旋テスト(Lower Quarter Rotation Test)とは、16項目の11番で、片脚に体重を乗せて立ち、その脚の上で骨盤を左右に回せるか(軸脚の股関節の内旋・外旋が中心)を、左右で見るテストです。

下半身回旋テストの解説を読む→

リストヒンジテストとは?

リストヒンジテスト(Wrist Hinge Test)とは、16項目の12番で、肘を体の横につけて親指を上に向けた拳を、親指側(橈屈)・小指側(尺屈)へどこまで滑らかに動かせるかを、左右で見るテストです。

リストヒンジテストの解説を読む→

前腕回内外テストとは?

前腕回内外テスト(Forearm Rotation Test)とは、16項目の13番で、肘を脇につけたまま、前腕を内側(回内)・外側(回外)にどこまでひねれるかを、左右で見るテストです。

前腕回内外テストの解説を読む→

頚椎回旋テストとは?

頚椎回旋テスト(Cervical Rotation Test)とは、16項目の14番で、頭を左右それぞれへ回し、その向きのまま顎を回した側の鎖骨の中央へ下ろせるかで、首を回す動きと前へ曲げる動きの組み合わせを見るテストです。

頚椎回旋テストの解説を読む→

リーチ・ロール・リフトテストとは?

リーチ・ロール・リフトテスト(Reach, Roll & Lift Test)とは、16項目の15番で、胸椎を反らす動き(伸展)と肩甲骨まわりの働きを見るテストです。正座から上体を前に倒して腰を固定し、片腕を前へ伸ばして手のひらを上に返し、肘を伸ばしたまま床から持ち上げられるかを見ます。

リーチ・ロール・リフトテストの解説を読む→

姿勢タイプ(C/S)とは?

姿勢タイプ(C/S)とは、16項目の16番で、アドレスで構えたときの背中の丸まり(Cポスチャー)と腰の反り(Sポスチャー)を、飛球線の後ろから見て分ける項目です。TPI公式では身体のテストではなくスイング特性として扱われる構えの型で、私たちは、ほかの15項目の結果と照らし合わせるために、16項目の1つに入れています。

構えの型そのものの意味は、この用語集のSポスチャーとCポスチャーにあります。

現場で見えていること

言葉の意味が分かっても、自分にどれが当てはまるかは、測ってみないと分からないことが多いです。測ってみると、ご本人が気にしている場所と、制限が見つかる場所が違うことがよくあります。腰の張りを気にされている方で股関節の回旋が足りない、肩が回らないと感じている方で胸椎の伸展が足りない、といった形です。

同じスイング特性の名前でも、つながっている体の制限は人によって違います。だから私たちは、名前から原因を決めつけずに、16項目で測って確かめます。レッスンで言われていること(「伸び上がる」「腰が引ける」など)を教えていただくと、どこから測るかを絞り込めるので、遠慮なくお伝えください。

よくある質問

ゴルフフィットネス用語集には、どんな言葉が載っていますか?

Disport Worldのゴルフフィットネス用語集には、40語を載せています。3本柱・地面反力・捻転差などの基本の言葉10語、アーリーエクステンションやスウェーなどスイングの特徴14語、TPIの身体評価16項目です。ゴルフフィットネスそのものは、スイングを支える体の側を整える、ゴルファーのフィジカルトレーニングのことで、ゴルフレッスンと併用するものです。詳しくは「ゴルフフィットネスとは」のページにまとめています。

スイングエラーとスイング特性は違うものですか?

指している動きは同じです。TPIは、スイングのくせを「エラー」ではなく「スイング特性」と呼びます。その形のままでもよいゴルフをする人はいる一方で、スイングの効率を下げやすい、という考え方からです。Disport Worldのゴルフフィットネス用語集も、TPIにならって「スイング特性」(スイングの特徴)と書いています。

ゴルフフィットネス用語集で、自分のスイングの原因は分かりますか?

この用語集で分かるのは、それぞれのスイング特性がどの体の制限とつながりやすいか、どのテストで確かめるかまでで、原因の診断はできません。同じスイング特性でも、つながっている制限は人によって違います。ご自身の体のどこに制限があるかは、Disport WorldのTPI測定(TPIフィジカルアセスメント、90分・¥19,800・入会不要)で、16項目を実際に測って確かめます。

ゴルフフィットネス用語集の定義は、何に基づいていますか?

スイング特性の定義とつながりやすい体の制限は、TPI公式サイトの各スイング特性のページの説明と、Disport Worldの評価システムの解説をもとに要約しています。研究の結果は主な参考に出典を挙げ、詳しい説明は各解説記事とテストの解説ページにあります。フェースコントロール不良は、Disport Worldの評価で使っている呼び方です。

TPI測定のご案内

この用語集の言葉を、ご自身の体で確かめたい方は、TPI測定をお選びください。16項目でスイングを止めている体の制限を探し、何から取り組むかをお伝えします。トレーニングから試したい方はトレーニング体験もお選びいただけます。

TPI Physical Assessment

言葉の意味を、
自分の体で確かめる

TPIの16項目を実測し、どの体の制限がどのスイング特性と結びつきやすいかを、評価レポートとプログラムのPDFにまとめてお渡しします。単発で完結し、入会は不要です。

¥19,80090分・税込・入会不要

まず動いて確かめたい方は、体験トレーニング(90分・¥15,000/毎月先着3名さま¥7,500)もお選びいただけます(先着枠は毎月1日起算、定員後は通常¥15,000)。

ウェア・タオル無料 | 完全個室 | 六本木駅5番出口徒歩4分 | トレーニング体験の内容を見る

主な参考(タップで開く)
  1. Titleist Performance Institute. Swing Characteristics:S-Posture/C-Posture/Loss of Posture/Flat Shoulder Plane/Early Extension/Over the Top/Sway/Slide/Reverse Spine Angle/Hanging Back/Casting/Scooping/Chicken Winging/Flying Elbow(mytpi.com、2026年10月閲覧)。各特性の定義と「Physical Parameters」の説明。
  2. Titleist Performance Institute. Free Level 1 Preview: Analyzing the New “Hiking” Swing Characteristic(mytpi.com、2026年10月閲覧)。「エラー」ではなく「スイング特性」と呼ぶ理由。
  3. Brennan A, Murray A, Mountjoy M, et al. Associations Between Physical Characteristics and Golf Clubhead Speed: A Systematic Review with Meta-Analysis. Sports Med. 2024;54(6):1553-1577.(20研究)doi:10.1007/s40279-024-02004-5
  4. Gulgin HR, Schulte BC, Crawley AA. Correlation of Titleist Performance Institute (TPI) level 1 movement screens and golf swing faults. J Strength Cond Res. 2014;28(2):534-539.(36名)doi:10.1519/JSC.0b013e31829b2ac4
岡本隼人
Disport World 代表トレーナー
JSPO-AT TPI Certified NASM-PES FMS SFMA

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)。TPIのFitness 2/Golf 2/Junior 2/Power 2プログラムを修了・認定(TPI Certified Fitness 2 / Golf 2 / Junior 2 / Power 2)。NASM-PES。FMS(2015年認定)・SFMA(2016年認定)。INDIBA®ベーシックコース修了(INDIBA Japan)。2002年から指導、のべ指導実績40,000人以上。自身のゴルフはヘッドスピード54m/s・ボール初速78m/s(FlightScope計測・自己最速)。2022年から世田谷区の少年野球チーム「船橋フェニックス」で学年チームの監督を務め、2026年は6年生チームで全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント)第3位。Disport World(六本木3-15-21 鶯ビルB1)代表。

最終更新:2026年10月24日 | 内容の確かめ方と訂正の方針は編集方針をご覧ください。